「ウルトラマンは日本文化だ、上演すべきではない！」
暴漢がスタッフや俳優を突き飛ばす事件が発生しました。
中国上海に根ざした政治思想のインターネットプラットフォームの澎湃新聞に掲載された記事より。
浙江省湖州市長興県長興大劇場で9月28日夜に行われたウルトラマンショーで、舞台上に男が乱入し、スタッフや俳優を突き飛ばしました。
ショーの最中、舞台上に乱入した男が大勢のスタッフと激しい口論を繰り広げ、押し合いへし合いになりました。
その後、男はウルトラマン役の俳優を突き飛ばしたり、蹴ったりし続けました。
劇場のスタッフによると、男は観客であり、事件を起こした直後に警察に連行されました。
長興文化観光グループによると、9月28日夜に長興大劇場で上演されていたのは「ウルトラマン伝説希望の光」の舞台劇で、上演時間は午後7時から75分間の予定でした。
湖州长兴大剧院影城奥特曼表演活动现场。
— 新闻调查 (@xinwendiaocha) 2023年9月29日
一男子突然冲上台推搡工作人员和演员，大闹现场，指责奥特曼是日本文化，不应演出。现场小孩们吓得大叫。
墙国要吃药的人越来越多了，少去为妙！ pic.twitter.com/9trSbipIWg
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ウルトラマンショーの観客は親子連れが大半で、暴漢が乱入したときには、恐怖のあまり泣き叫ぶ子もいたそうです。
暴漢の詳細は明らかにさていませんが、泥酔していたとの情報もあります。
『ウルトラマンは日本文化だから中止しろ』が暴漢の主張ですが、2年半前の上海ディズニーランドでは、上演中の「パイレーツ・オブ・カリビアン」ショーに観客の女性が乱入し、「このアメリカ野郎！まだ中国人を演じてるつもりなの？」と俳優を殴打する事件が発生しています。
外国文化に対してRespectの欠片もないのが理由ですが、経済不況で不満が高まる人民が、不満の捌け口に外国を利用している面もありそうです。
蛇足ながら、今回の件も上海の件もスタッフや俳優は全員が中国人で、外国人はいなかったと伝え聞いております。
参考記事
<澎湃新聞>网传湖州一男子舞台上推搡奥特曼演员， 剧院报警！当地文旅局回应
