黄大仙の blog

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ウクライナ紛争 中国は欧米の圧力に直面 王毅外交部長:世界の多くの国がウクライナ危機の進展に対する中国の見解に同意している

中国は、ロシアのウクライナ侵略に対して、明確な立場をとるか、「最悪の結末」に直面するかという外交的圧力の高まりに直面しており、アフリカ諸国に支援を求めているようです。

  中国国内メディアの中国共産党新聞網に掲載された記事より。

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習近平総書記が表紙を飾る中国共産党新聞網

  王毅国務委員兼外交部長は20日、安徽省黄山市屯渓区でアルジェリアのラムタン・ラマムラ外務大臣タンザニアのリベラタ・ムラムラ外務大臣と会談しました。

 

  ラマムラ・アルジェリア外務大臣との会談で王毅外交部長は、「地政学的なゲームに熱心な一部の国は別として、中国やアルジェリアのように長い文明の歴史を持ち、平和と正義を愛する国はたくさんある」と発言しました。

 

  王毅外交部長は続けて、「私たちが手を取り合い、連帯を強めれば、国際関係の民主化を促進し、世界を明るい未来へと導くために大きな力を発揮することができるのです。」と述べています。

 

  ビデオ会議で行われたムラムラ・タンザニア外務大臣との会談で王毅外交部長は、「中国とタンザニアの友情は深く根ざしており、断ち切ることはできない。 中国は、中国-タンザニア関係を戦略的かつ長期的な観点から捉え、両国の包括的パートナーシップを絶えず深め、アフリカ大陸の自律的発展により大きく貢献することを望んでいる」と述べました。

 

  アルジェリアタンザニア外相との会談後に王毅外交部長は、「最近多くのアジア・アフリカ諸国の外相と意見交換し、世界の多くの国がウクライナ危機の進展に対する中国の見解に同意し、国際的な公正と正義に基づき、平和、安定、安全の促進に焦点を当てた中国の提案が正しい道であると感じてくれている」と述べました。

 

  王毅外交部長によれば、途上国は一般に、国際的なホットスポット問題に対処するためには、対話と交渉が根本的な解決策であり、現在の状況下ではこの方向をいっそう堅持すべきであると考えています。

 

  王毅外交部長はまた、「すべての国が独立的・自律的に自らの外交政策を決定する権利を持っており、どちらかを選ぶことを強制されるべきではない。 複雑な問題や異なる意見を扱う場合、敵か味方か、黒か白かという単純なアプローチは採用すべきではない。特に、冷戦のメンタリティーに抵抗し、陣営間の対立に反対する。」と強調しました。

 

  米国ホワイトハウスが最近メディアに発表したところによると、19日の米中首脳会談でジョー・バイデン米大統領習近平国家主席に対して、「ロシアがウクライナの都市と市民を残酷に攻撃している間に、ロシアに物質的支援を提供すれば、中国は多くの反響と最悪の結末に直面するだろう」と警告しました、


 


 

参考記事

<中国共産党新聞網>王毅分別同阿爾及利亞、坦桑尼亞外長舉行會談

http*://bit.ly/36c9JiV