中国海南島の三亜市がゼロコロナでロックダウンし、帰れなくなった観光客は、高額の宿泊費に苦しんでいます。観光中に都市閉鎖にあい、毎日の滞在費が26,500元(約53万円)にもなり困惑する家族もいます。
中国国内ニュースサイト網易網に掲載された記事より。
四川省成都市に住む許さんは友人達と、大人10名子供3名の合計13名で三亜にリゾート旅行にきていました。
旅も終わりに近づき帰宅を控えた6日になって、三亜市政府は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためロックダウンを導入し、移動制限を敷きました。
許さん一同は、三亜の有名なリゾートホテル、マンダリンオリエンタルホテルに宿泊しており、宿泊費は一部屋1泊5000元(約10万円)でした。
三亜の疫病予防政策に基づき、ロックダウンにより滞在延長となったホテル代は、50%割引の1泊2500元(約5万円)に割り引かれましたが(ホテル側が半分負担)、許さん一同13名は5部屋に分かれて滞在しており、1日の宿泊費と食費は26,500元(約53万円)にもなってしまいました。
この件が報じられると、ネットでの反応は、「1泊5000元のホテルなんて、この国の人はそうそう泊まれませんよ。この人はさすがにお金持ちですね。」と同情する人は少なかったようです。
しかし一部には、「感染流行が過ぎ、生活が正常に戻り、取り残された観光客が家に帰れるように祈るべき」や、「ロックダウン中の日々の出費については、地方政府にもこの状況を打開する方法を考えてほしい」との意見もありました。
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ロックダウンは国の政策なのに、費用は個人負担とは中国政府も酷なことをしますね。中国人達がおとなしく従っているのが不思議なくらいです。(不満を持った人の小競り合いは、あちこちであるようですが)
咲いた咲いたコロナが咲いた 最多最多過去最多
参考記事
<網易網>一家13口滞留三亚每天食宿费26500元, 网友, 还是有钱人才能旅游
http*://bit.ly/3vTdN1j
<網易網>成都一家13人滞留三亚高档酒店, 每天食宿费高达26500元
http*://bit.ly/3wh6bWD