中国のコロナ防控20条(コロナ規制緩和)が発表されましたが、ゼロコロナ政策は堅持されています。ブルームバーグの調査によると、多くのエコノミストは、中国がゼロコロナ政策を終了するのは早くても来年の第2四半期以降、遅ければ2024年までないだろうと予測しています。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
ブルームバーグが調査のためインタビューした23人のエコノミストのうち、ゼロコロナ政策の終了時期が来年3月の全国人民代表大会後と予想する人が半数近くおり、7人が来年7~9月頃、2人が2024年以後と予想しています。
有識者の中には、「中国の指導者は3年近く厳格なゼロコロナを行った後、徐々に解除する方策を検討しているが、進展は遅く、時期も決まっていない」と述べる人もいます。
ブルームバーグ・リサーチのチーフ・アジア・エコノミストの舒暢氏は、中国がゼロコロナを緩和しても、経済は不動産不況と外需の弱体化という強い逆風に直面すると指摘しています。
マッコーリーグループの中国経済責任者である胡偉俊氏は、「政策立案者はゼロコロナの経済的コストが大きいことを認識しているが、多くの資金を投入しているため、すぐにゼロコロナの終了を発表することはないだろう」と述べています。
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延々と続くゼロコロナ政策。1人の例外を除きほぼ全員がゼロコロナを停止したいと思っているそうですが、その1人が絶対皇帝なので誰も停止を提案できないと言われてます。下手なことを言ったら失脚させられますからね。
ゼロコロナ政策によって検査キットやワクチンの需要が生まれ、その業界がウハウハと言われており、そこからのピンハネで共産党幹部の懐が潤っているとの『噂』があり、これがゼロコロナを辞めない理由だとの噂もあります。あくまでウワサです。。。。。
参考記事
<世界新聞網>清零政策何时休?多数学者预估:最快明年第二季后