黄大仙の blog

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中国の感染爆発 20日間で6億人が感染か 世界の3年間の感染者数を超えた

中国は新型コロナ感染爆発の真っただ中にあり、専門家は北京で1800万人以上が感染していると推定しており、様々な推定で中国の感染者数は6億人台としています。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

中国のゼロコロナ解除後20日間の感染数が、世界の3年間の感染数を超えた

  中国疾病預防控制センターの元疫学主任研究員の曾光氏は、オミクロンの感染爆発が予想以上に早く進行していると指摘し、北京の感染者数は全人口の80%を超え、さらに多い可能性があると推定しています。

 

  北京の居住人口は約2200万人なので、1800万人が感染したことになります。

 

  中国のオンラインニュースプラットフォーム『今日頭条』の昨年1230日の記事は、中国のオミクロン感染は、嵐の如く吹き荒れ、発熱や痛み、咳などで人々が次々に倒れていくのが特徴で、人類の感染症史上、おそらく前例のないスピードと感染力で広がっているとしていました。

 

  ゼロコロナ対策を解除した中国では、もはや集団検査は行われておらず、政府は検査結果の自己申告のプラットフォームを設けていないため、正確な統計はありませんが、さまざまな推計から、全国の大半の都市が現在ピークに達しており、感染率は50%を超え、90%を超える都市もあり、全国の感染率の総合平均推定値は40%を超えているということです。 つまり、国内の感染者数は少なくとも56千万人であり、6億人を超える可能性もあります。

 

  記事では、最近の厚生委員会の議事録を引用し、121日から20日までの中国の累積感染者数が24800万人に達し、感染率が17.63%になったこと報じています。

 

  その後の10日間が全国的に感染率が加速した時期で、ほとんどの都市でピークを迎えているので、感染率40%以上、感染者6億人という予測は高すぎず、より現実的であると言えます。

 

  記事では、ゼロコロナ解除後の感染の急速な広がりは、国内外のあらゆる専門家の認識を超えたハリケーンのようなものであり、「20日間の感染率は、世界各国の3年間の感染率を上回った」と、前代未聞の事態を報じています。

 

  世界保健機関(WHO)によると、20221218日までに、世界中で64900万人以上の患者が確認され、660万人以上の死者が出たとされています。

 

  今後どのように流行が進展し、どの程度の被害が出るのか、専門家でも確定的な判断はできないとのことです。

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  習近平政権は、ゼロコロナから一転して集団感染させて、集団免疫を獲得する方向に舵を切ったようです。

 

  イタリア·ミラノに到着した中国便2便の乗客の半分が検査陽性だったと話題になりましたが、ゲノム解析の結果では検出されたのは全てが既知のオミクロン株だったそうです。

www.bloomberg.co.jp

  「日本も中国人の入国を禁止しろ」と極論を言う人もいますが、入国時の検査を義務付けているのだし、日本人のワクチン接種率も高いし、あまり神経質になることはないのではと思います。

参考記事

<世界新聞網>中国疫情海啸 估6亿人染疫 20天超过全球3

https://bit.ly/3X7upgY