雲南省玉溪市でモスクの一部取り壊し計画をめぐる衝突があり、数百人の警察官が当該現場に出動、数人が逮捕されました。
フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。
雲南省玉溪市通海県納古鎮の住人が語ったところによると、納古鎮では当局が、納家营清真寺(モスク)の4本の尖塔(ミナレット)とドームを取り壊すという計画を加速させています。
AFP通信は、先週の土曜日(5月27日)に、取り壊し工事に反対する住人と警官隊がモスク前で対峙し、群衆が警察官に向かって物を投げつけ、警棒と盾を装備した数十人の警察官が群衆を押し返したと伝えました。
匿名希望の地元住民はAFPに対し、「彼らはモスクを取り壊そうとしたので、人々が止めに行った」「このモスクは私たちイスラム教徒にとっての家であり、彼らが取り壊すのをただ傍観することはできない」と語りました。
別の住民によると、衝突が起きた後、警察は「広範囲で逮捕を始め、29日の時点でも治安維持のため数百人の治安維持部隊が町に配備されている」「通海県では27日からインターネットが使えなくなる問題が起きている」と述べています。
5月28日に通海県当局が出した通知によると、公安当局は法律に基づき、社会行政を著しく混乱させる事件を起こした関係者に、6月6日までに自首するよう促しており、「出頭を拒否した者は厳罰に処する」としています。
なお、AFPの取材に対し、通海県の広報担当者は、通海県でインターネットが遮断されたことを否定したとのことです。
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中国共産党による少数民族の文化破壊、同化政策は着々と進んでいます。
この件は中国内(香港を除く)では全く報じられていません。
参考記事
<rfi>云南纳古清真寺爆发警民冲突,警方呼吁涉案者6月6日前自首