黄大仙の blog

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中国政府はダライ・ラマとの対話に関心を持っており、対話を再開することに問題はない ダライ・ラマ語る。

チベットの精神的指導者であるダライ・ラマは、最近、中国が変わりつつあること、そして中国が公式・非公式の手段を通じてダライ・ラマと対話する意思を示していることを世界に伝えました。また、ダライ・ラマ100歳を超えても生き、チベットと人類のためにもっと多くのことを成し遂げたいという希望を表明しました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

チベットの精神的指導者ダライ・ラマ



  インドのヒンドゥスタン・タイムズ紙によると、ダライ・ラマはデリーとラダック訪問の前にダラムシャーラーでメディアに対し、中国側は「公式」あるいは「非公式」な手段でダライ・ラマと関わる意思を表明したと報じられました。

 

  ダライ・ラマ6日、インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州の冬季の州都ダラムシャーラーの邸宅で88歳の誕生日を祝い、数百人の支持者と亡命チベット人が誕生祝いに出席しました。

 

  ダライ・ラマは、「私は88歳の誕生日を祝っていますが、ほら、私は50歳にしか見えません。私は人類の一体性の理解を通じて、世界に平和をもたらすことができるよう祈っています」と述べました。

 

  ヒンドゥスタン・タイムズ紙によると、ダライ・ラマは最新の会見で、中国政府との対話を再開する意思があるかという記者の質問に対し、「我々は独立を求めているのではない。何年も前に中華人民共和国内に留まることを決めているのだ」と語っています。

 

  ダライ・ラマは、「今、中国は変わりつつある。中国側は、公式または非公式の手段を通じて、私と対話する意思を表明している 」と述べました。

 

  ダライ・ラマは、「私は対話を拒否したことはない いまや中国も、チベット人の精神が非常に強いことを理解している。チベット問題を解決するために、彼らは私と対話したがっている。私には何の異論もありません」と明言しました。

 

  ダライ・ラマは、「チベットの文化と宗教的知識は世界に利益をもたらすことができる。しかし、我々は他のすべての宗教的伝統も尊重する」と強調しました。

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  中国政府はダライ・ラマとの対話をずっと拒否してきましたが、ダライ・ラマが主張するように、中国政府が対話を望んでいるのが本当だとすれば、チベット問題解決に動き出そうとしているのかもしれません。

 

  穿った見方をすれば、対話と称してダライ・ラマを中国に迎入れ、そのまま音信不通にするつもりかも、、と見えなくもありません。

参考記事

<自由亜州電台>达赖喇嘛称北京方面有意与他接触,他对恢复对话没有任何问题

https://x.gd/nffa9