中国国家統計局は9日、7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で0.3%下落したと発表しました。統計局によると、6月のCPIは横ばいでしたが、7月は豚肉と生鮮野菜を含む食品価格が1.7%下落し、CPIは0.31ポイント下落しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
7月の消費者物価指数(CPI)は0.3%下落し、2021年2月以来2度目のマイナス成長となったことがわかりました。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、デフレの進行が投資や生産に影響を与え、失業率の上昇や景気後退につながるリスクが市場で話題になっていると報じています。
ブルームバーグは9日、中国のCPIとPPIが同時に年率換算でマイナスを示したのは2020年11月以来初めてだと報じました。
GDP(国内総生産)デフレーターによると、中国は上半期にデフレに陥ったことになります。
しかし、国家統計局都市部のチーフ統計官の董莉娟は、「中国のCPIの低下は、経済がより良く回復し、市場の需要が着実に拡大し、需給が改善し続ける段階的である。CPIは徐々に持ち直すことが期待される」と説明しています。
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中国統計局の楽観的な観測はさすがです。このように楽観的に物事を捉えることは、とても大切なことなんでしょうね。
日本は何十年もデフレを続けても国家崩壊はしていませんので、たかが1年デフレをしたからと言って、中国経済は磐石でしょう。。。。知らんけど。
参考記事
<自由亜州電台>中国7月CPI同比下降0.3% PPI降4.4% 市场忧通缩风险