中国の7月の輸出は再び2桁の減少を示し、市場予想を下回りましたた。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
中国税関総署が8月8日に発表したデータによると、7月の中国の輸出入は米ドルベースで前年同月比13.6%減となり、うち輸出は14.5%減、輸入は12.4%減と予想以上の減少率となりました。
今年1月から7月までの累計では、輸出は年率5%減、輸入は7.6%減となりました。
今年1~7月の中国の輸出入総額は3.4兆米ドルで、前年同期比6.1%減少しました。うち輸出は1兆9400億ドルで5%減、輸入は1兆4600億ドルで7.6%減、貿易黒字は4895億7000万ドルで3.5%拡大しています。
国別では、中国の7月の対米、対欧、対日、対ASEAN輸出は、全体よりも低調でした。
その中で、対米輸出は23.1%減少し、対日輸出は18.4%、対EUは20.6%、対ASEANは21.4%減少しました。
中国のロシア輸出増加率は4月以来、依然として高水準にありますが減速しており、7月の対ロ輸出増加率は105.5%と15.4ポイント縮小しました。
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中国の景気回復の道は、まだまだ険しいようです。
参考記事
<自由亜州電台>中国7月出口同比下降14.5% 创2020年3月以来新低