黄大仙の blog

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エコノミスト:中国経済は2024年に4つの大きな課題に直面する

野村證券のチーフエコノミスト陸挺氏は、清華大学で開催された中国・世界経済フォーラムで、2024年の中国経済は、消費の落ち込み、不動産の下降スパイラルの継続、輸出の足を引っ張る海外成長の鈍化、新興産業の生産能力過剰といった、4つの大きな課題に直面するだろうと語りました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

中国経済は4つの課題に直面

  中国メディアの界面新聞(Interface News)によると、 陸挺氏は、消費を刺激するために消費券の発行を求める声が市場で広がっていることを受け、消費券や現金を発行する効果的な時期は過ぎたと考えています。

 

  消費券や現金の発行に過度に依存することは、根本的な問題を解決することにはならず、かえって財政の崖や急激な景気減速を招くことになると指摘しています。

 

  また、お金を配るのであれば、まず農民などの弱者に配り、限界消費性向を高めるべきだと強調しました。

 

  陸挺氏はまた、不動産は現在底値圏で推移していると指摘しました。

 

  しかし、今年は不動産市場が好機を迎える可能性があり、重要な問題が解決されれば、市場は底を打ち、反発すると予想されます。

 

  陸挺氏は、不動産市場の回復を促進するための鍵は、建物の引渡しを確保するために良い仕事をすることであると述べ、この点で、中央銀行が再び住宅ローン補完融資ツールを提供し、財政プラス金融の方法を通じて、政策銀行の熱意を動員し、建物の引渡しを確保する作業を促進することを提案しました。

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  『中国の不動産市場が回復する可能性あり』とのことです。これが本当なら、中国経済の本格的な回復が期待できます。

参考記事

<自由亜州電台>学者:中国经济2024年面临四大挑战

https://x.gd/2HqTW