黄大仙の blog

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中国とフィリピン、南シナ海に関する次官級協議を北京で開催 8月にはサビナ礁で3度の衝突

中国外交部のウェブサイトによると、中国の陳暁東外交部副部長とフィリピンのラザロ外務次官は11日、北京で南シナ海問題に関する中国・フィリピン二国間協議メカニズムに基づく再協議を行いました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

中国・フィリピン二国間協議

  情報によると、双方は南シナ海に関する中国・フィリピンの問題、特にサビナ礁問題について率直かつ深い意見交換を行いました。

 

  中国は、サビナ礁問題に対する原則的な立場を改めて表明し、フィリピン側に関係船舶の即時撤収を促しました。

 

  中国は、自国の主権と南シナ海における当事国の行動に関する宣言の重大性と有効性を断固として堅持し、双方は、二国間協議メカニズムなどの外交チャンネルを通じて引き続き意思疎通を図ることで合意しました。

 

  フィリピンのマナロ外相はすでに94日の外交の場で、フィリピンと中国が今月北京で二国間協議メカニズムの第10回会合を開催することを明らかにしていました。

 

  この二国間協議メカニズムは2017年から両国が持ち回りで開催しており、前回は72日にマニラで開催され、双方は紛争や相違を管理するために関連メカニズムを通じて対話と協議を維持し続けることで合意しました。

 

  中国とフィリピンは、819日、25日、31日と2週間足らずの間にサビナ礁付近で3件の衝突事故を起こし、フィリピン沿岸警備隊のタリエラ報道官は31日午後の記者会見で、中国側がサビナ礁に「前方展開基地」を建設する意図があると非難しました。

比巡視船、中国3回衝突で損傷 サビナ礁、撤去要求拒否:東京新聞 TOKYO Web

 

  中国海警局の劉徳軍報道官も831日に声明を発表し、フィリピン側に対し、現実を直視し、幻想を捨て、自ら直ちに撤退することが唯一の正しい方法であり、状況を誤算したり、ホットスポットを作り出したり、事態をエスカレートさせたりしてはならず、さもなければ、フィリピン側がそこから生じるすべての結果を負担することになると述べました。

 

  また劉徳軍報道官は、中国が南沙諸島とその隣接海域(サビナ礁を含む)に対する紛れもない主権を有していること、中国海警が必要な措置を講じ、各所での煽動行為やトラブルを引き起こすあらゆる侵害行為を断固として阻止し、国の領土主権と海洋権益を断固として守ると述べました。

 

  11日の両国外務省の次官級協議は、8月の激しい対立と衝突以来初のハイレベル会談となりました。

 

  中国外交部は11日夜に声明を発表し、「フィリピンの船舶の即時撤退を改めて要求し、『主権を断固として守る』と誓った。」と述べました。

 

  フィリピン外務省は12日、南シナ海のサビナ礁に関するフィリピンの立場を再確認するとともに、この地域の緊張を緩和する方法を探ることで中国と合意したと発表しました。

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  会談後の中国・フィリピンの発表した声明の内容が異なっているように感じるのは私の気のせいでしょうか?

 

  どちらも自国民に、『我が国の主張を通した』と言っているだけに思えます。衝突がエスカレートしなければいいのですが。

<世界新聞網>8月三度仙宾礁碰撞后 中菲在北京举行副部级南海问题磋商

https://x.gd/IzkH7

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