南シナ海
米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が発表した報告書によると、ベトナムは昨年12月以来、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)で大規模な浚渫(しゅんせつ)・埋め立て工事を行っており、330エーカーの新たな土地を増やしました。報告書は衛星…
台湾の蔡明彦国家安全局長は11月6日、台湾の沿岸警備隊は現在も南シナ海の係争海域に船を派遣し、台湾の事実上の支配下にある最大の島、太平島への定期巡航を実施しており、将来的にはさらに大型の船を次々と太平島に派遣する予定であると述べました。
カナダ軍は10月29日、南シナ海の国際水域で、中国軍の戦闘機がカナダ軍のヘリコプターに向けて フレア弾を発射したと明らかにしました。
口調は強硬ながらも行動は妥協的だった前任のドゥテルテ大統領とは異なり、フィリピンのマルコスJr.大統領は、就任時に自国の主権と領土保全を守ることを誓っています。少なくとも、南シナ海における中国の領有権主張に抵抗することに関してはその通りであり…
情報筋によると、中国第3の空母『福建』艦が、早ければ国慶節前後に海上試運転に入る予定だとのことです。
中国は8月末に、『2023年版標準地図』を発表しましたが、多くの国の抗議を引き起こしました。フィリピン、マレーシア、台湾、ベトナムはいずれも、根拠のない地図として拒絶しています。新しい地図には、南シナ海を含む中国の主権主張が示されており、中国政…
海上自衛隊は25日、最大の護衛艦「いずも」をフィリピンに派遣し、24日にフィリピン軍、米軍、豪州軍との4カ国合同訓練を実施したと発表しました。フィリピンは、南シナ海でのフィリピン軍の拠点への補給が中国側に阻まれ続けていることから、日米豪が計画し…
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、インド太平洋の係争海域や台湾に対する中国の攻撃的な行動がますます強まっていることに警告を発し、「EUはインド太平洋地域での侵略を容認しない」と述べました。
中国とASEAN(東南アジア諸国連合)諸国は13日、南シナ海で繰り返される領有権争いが大規模な武力紛争に発展するのを防ぐため、長らく懸案となっていた不可侵条約の3年以内の完成を目指すことで合意しました。
中国は初めて、核弾頭を搭載した弾道ミサイルを発射できる潜水艦を、1年間24時間365日、海上に巡航させることができたと、ロイター通信は、昨年11月に発表された米国防総省の報告書を引用して分析しました。
中国軍は23日、「米軍艦が南シナ海の中国領海に侵入した」と発表、中国外交部は「挑発行為」だと米国を非難しました。米側は「日常的な行動」と、中国側の言い分に反論しています。
中国の偵察気球の撃墜事件で米中関係が緊迫化する中、米海軍と海兵隊が南シナ海で合同演習を行っています。米海軍によると、艦船、地上軍、航空機が参加しています。しかし、演習の開始日や終了日は明言されていません。
フィリピン最高裁判所は、フィリピン憲法が外国企業によるフィリピンの天然資源の探査を認めていないとし、フィリピンと中国およびベトナム企業との間で2005年に結ばれた南シナ海での石油・ガス探査の合意を違憲と判断し無効としました。
中国人民解放軍海軍が半潜水艇『飲馬湖』の公開訓練動画を初めて公開しました。半潜水艇『飲馬湖』の主な任務は戦場で損傷した軍艦の救助ですが、水陸両用戦闘車や上陸ボートを搭載して島への上陸作戦に使用することもできます。
フィリピンが中国に対して、「南シナ海での挑発的な行動をやめ、国際法を遵守する」よう要求。米国がフィリピンの要求を支持することを表明。
中国外交部は6月13日、「台湾海峡の主権は中国にあり、国際水域では無い」と主張すると、翌14日には台湾外交部が「台湾海峡は国際水域」と反論しました。
アルバニージー・オーストラリア首相は6月5日、先月末に南シナ海で、中国の戦闘機が哨戒中のオーストラリア軍哨戒機を攻撃し、基地への帰還を余儀なくされたと発表しました。
岸田首相が5日の英国訪問中の記者会見で、中国の軍事的脅威に懸念を示している旨の発言をしました。中国外交部の趙立堅報道官は翌6日に「中国の脅威論」を騒ぎ立てるなと、岸田首相の言動に断固反対を表明しました。
中国は5月1日から8月16日までの3ヶ月半、南シナ海での休漁を発表しました。中国の突然で一方的な休漁に対し、ベトナム外務省は、休漁の押し付けはベトナムの主権を侵害するとし、ベトナムの主権を尊重するよう要求しました。
米海軍は24日、南シナ海での海軍演習中に、最新鋭のステルス戦闘機F-35Cが空母への着艦に失敗し、海に落下したことを明らかにしました。戦闘機には最新の軍事技術が使われており、欧米メディアは、最新の米軍軍事技術に興味のある中国が、墜落機体の回収に動…
中国のシンクタンク「南海戰略態勢感知」は5日、米空母カールビンソンに関する最新情報を発表しました。カールビンソンは、3日にバラバック海峡を経由して南シナ海を出港し、4日にスールー海に入り、その後ミンドロ海峡を経由して南シナ海に再進出しました。
日本の岸信夫防衛大臣は、EU諸国に対し、中国の自己主張に対抗する姿勢を示すよう求め、国際社会に対し、中国の軍事的·領土的拡大を抑止するための努力を強化する必要があると警告しました。
中国の王毅外相は、9月10日から15日にかけて、東南アジアと韓国を歴訪します。7、8月に米国政府高官が相次いで、東南アジア地域を訪問したことに対抗し、中国がこの地域の支持を得るための努力です。ベトナムへはワクチン300万回分を追加で送ることを明らか…
中国の「改正版海上交通安全法」が9月1日に施行され、原子力船を含む5種類の外国船舶が領海に入る際に中国への報告が義務付けられました。 米国防総省は、米国はその立場を堅持し、国際法で認められている海と空の自由な航行を続けるとしています。
ハリス米副大統領は、短期間の東南アジア訪問を開始しました。 東南アジアで影響力を拡大する中国をけん制するのが狙いで、安全保障や新型コロナウイルス対策を協議します。
東南アジア歴訪中のオースティン米国防長官は29日に、ベトナムのグエン·スアン·フック国家主席と会談しました。 オースティン国防長官は、米国は中国の領域拡大の野望を阻止するため、ベトナムとの軍事協力を引き続き強化したいと考えていることを明らかにし…
オースティン米国防長官は、米国政府の閣僚として初めて東南アジアを訪問し、 7月27日にシンガポールの国際戦略研究所(IISS)での講演に出席しました。 基調講演では、南シナ海問題について中国を批判しました。この後ベトナム、フィリピンを歴訪します。
米国のブリンケン国務長官は7月14日、ASEAN加盟国の外務大臣とのビデオ会議で、中国の南シナ海における海洋権益の主張は違法であり、米国は、中国から圧迫を受ける東南アジア諸国とともに立ち向かうと述べました。
米国のストリーミングサービス大手のNetflixが配信するドラマシリーズ「Pine Gap」が、南シナ海の主権範囲を示す中国の「九段線」を取り上げ、ベトナムから不満の声が上がったため、ベトナムでの配信を中止しました。
中国政府が一方的に主権を主張する南シナ海の島々に、フィリピンも施設を建設することを検討していることが明らかになりました。