アメリカが核実験再開を議論!
マジで戦争に向かっているのか?!
日本ではマスコミも議員も反応せず??
トランプ政権の高官たちが、核爆発を伴う核実験の再開について話し合ったのが5月15日。
アメリカ時間22日のワシントンポストの電子版で報じられました、
日本のマスコミの報道はほとんど論評もなく、
淡々と事実だけを報じていました。
以前なら核と聞いただけで、日本のマスコミや、
反核団体が大騒ぎしていたと思うのですが、
この静けさは何なのでしょう?
アメリカに拠点を置く中国語メディアの多維新聞はどう報じているでしょうか。
[多維新聞]时隔近30年美国讨论重启核试验 背后原因被揭
翻訳版
[多維新聞]30年の時を隔て、米国は核実験再開を議論した。 背後にある理由が明らかに。
https://yellowbigwizard.blogspot.com/2020/05/30.html
こちらの記事も、日本のマスコミと同様に淡々としています。
米国が核軍縮交渉を有利に進めるために、
いつでもすぐに核実験ができることを示すことは有効だと言う意見を載せていますが、
最終的な結論は出ていない模様です。
私の邪推かもしれませんが、
中国に対する牽制じゃないかと思ってます。
1隻は定期修理中と言うことで、
太平洋のパワーバランスが崩れています。
中国は尖閣諸島や台湾への圧力を強めたり、
米軍のパワーが弱くなったのを利用して、やりたい放題です。
米軍はグァムから戦略爆撃機を台湾周辺海域を飛行させたり、
中国を牽制していますが、
空母の穴を埋めるのは至っていないようです。
そこで核実験するぞと警告して中国の動きを抑えようとしたのではないかと推測しています。
それでは中国の反応を見てみましょう。
[環球時報]美媒爆猛料:特朗普计划重启核试验?!
翻訳版
[環球時報]米メディアがスクープ:トランプは核実験の再開を計画?
https://yellowbigwizard.blogspot.com/2020/05/blog-post_35.html
中国語ニュースの翻訳版をこちらで掲載中
日本メディアとは異なる目線のニュースにも触れましょう。
完全な対訳ではありませんが、
間違いの指摘は大感謝いたします。
https://yellowbigwizard.blogspot.com/
多維新聞や日本のマスコミよりも多く引用していますね。
でも注目すべきは中国の見解を掲載していることです。
中国は1996年に包括的核実験禁止条約を締結しており、
核実験の監視にも力を注いだことを挙げた上で、
アメリカは事実をねじ曲げ、出鱈目ばかり言っている。
中国へのいわれの無い非難は、無責任で陰謀論的だと主張しています。
中国側は必死にアメリカの核実験再開を止めようとしているのがよくわかります。
意外と中国には効いているみたいです。
核兵器の撃ち合いになるような戦争は避けたいのは誰も同じですね。
なんで日本は何も騒がないんだろう?
<参考ニュース>
中国語ニュースの翻訳版をこちらで掲載中
日本メディアとは異なる目線のニュースにも触れましょう。
完全な対訳ではありませんが、
間違いの指摘は大感謝いたします。