全人代常委で香港国家安全維持法案可決された
香港に国家安全法が執行されます。
海外ではこのように言われているが、
香港では国家安全法支持の声が上がっている。
にほんブログ村香港について日本で報じられるのはグルメかショッピングばかりで、
民主化デモや国家安全法について関心のある人は少ないでしょう。
それでも国家安全法が全人代常委で可決されたことに対し、
菅官房長官が遺憾を表明したことはNHKニュースでも報じてました。
国家安全法って何？と言う人も多いと思いますので、
国家安全法とは、「国家分裂、反乱、政権転覆を意図するあらゆる行為を防止·制止·処罰する」法律のことで、
中国の体制を守るために、中国人民がすべきことを定めている法律となっています。
中国本土の国家安全法は2015年7月1日に執行されました。
今年の全国人民代表大会では香港への導入がきまり、
今日の全国人民代表大会常務委員会で具体的な国家安全法が可決されました。
香港はどうなる？ 香港に国家安全法導入 中国の言い分は？ - 黄大仙の blog
具体的な内容は明らかになっていませんが、
中国本土の国家安全法は７章84条からなり、
様々な脅威に対して、人民がどう行動するかを制定しているので、
香港の国家安全法もこれに準ずる内容になっていると思われます。
しかし、国家安全法が定める「脅威」の中には、
「言論の自由がもたらす脅威」と言う項目もあり、
さらに表現が曖昧で解釈次第でどうにでもできる内容になっています。
香港に国家安全法が導入することが、香港政府に関係なく中国政府が決めたことは、香港の自治を蔑ろにしていることだし、
今後一国二制度が守られなくなると危惧されているわけです。
しかし中国側の見解が違うのは、以前のブログ記事で書いた通りです。
中国は香港行政区長官は香港人から選ばれていることで、
一国二制度は守られていると考えているようです。
「香港は香港人が統治する」ことで「一国二制度」を断固として守る。
これは今年の全人代の政府活動報告で延べられていたことです。
中国と欧米の一国二制度の考え方が違っているわけですね。
どちらが正しいかは、国力の強い方の意見が正しいのが中国流です。
こう言った理由で、香港への国家安全法導入は、
中国内や香港の親中派は歓迎するのと同時に、
国家安全法は香港の発展と一国二制度の保護に不可欠だと言う意見が出てきます。
<百度新聞>大湾区之声热评：“港区国安法”为香港发展带来新机遇
と言う記事をこのブログの最後に掲載していますので読んでみてください。
国家安全法の導入を香港人が歓迎していることを報じています。
この記事には書いてありませんが、
ジャッキーチェンも
「自由なんて無い方が安心して生活できる」
と言っています。
これが香港人も国家安全法を歓迎していると言うプロパガンダに利用されているのは明らかなのですが、
アメリカやイギリスほどには関心がないのが日本のようです。
しかし中国が考えているのは、香港を潰すことではなく、
グレーターベイ構想と言って、
このエリア内での人と物の動きを活発にし、
国際金融·輸送·貿易のセンターとしての地位を高めることが、
中国の本当の狙いです。
このエリアは人口6800万人、GDP1兆3800億ドルと言う巨大エリアであり、
ここをさらに発展させて東京やニューヨークに匹敵するベイエリアに成長させる目標を持っています。
金融と聞くと香港と思うかもしれませんが、
中国が考える金融の中心は深圳です。
決済通貨として人民元を使えるように、
デジタル人民元構想を進めているわけです。
アメリカは潰しにかかっていますが、
中国とズブズブのドイツ·イタリアは中国に協力的です。
日本の政財界はどうするのかわかりませんが、
安倍首相は中国の構想を潰しに行くだろうと思います。
私個人は中国の発展は問題ないのですが、
日本が踏み台にされるのは叶わんなと思います。
日本の政財界は踏み台になりたがっているようですが、
最近の若い人の中にも中国の踏み台になるのを喜んでる人たちが見られるのが、ちょっと残念です。
香港版国家安全法 トランプ大統領”強力な”行動起こすと警告 どうなる米中対立! - 黄大仙の blog
さて、トランプ大統領は香港の特別待遇を取り消すと言っていますが、
具体的に何をするのか注目です。
+++中国内の見方+++
[原題]<百度新聞>大湾区之声热评：“港区国安法”为香港发展带来新机遇
[邦訳]<百度新聞>大湾区之声：「香港国家安全法」香港の発展に新しいチャンスをもたらす
<<原文のURLは下にあります>>
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6月28日、香港の祖国復帰23周年記念日を祝って、香港の各界の人が自分たちで祝賀の看板を作り、帰還を歓迎して、「一国二制度」を保護し、香港国家安全法支持の声をあげた。当日新界海域に停泊中の船は国旗や地方旗で埋め尽くされ、元朗、長州など多くの場所には、「熱烈祝賀香港回帰23周年」「国安立法 国泰民安」などの標語の看板が掲げられた。
過去数日、国家安全法支持、祝賀香港回帰23周年は香港社会の主要なテーマになった。ますます多くの香港市民は、国家安全法の推進が進むにつれ、香港の未来への自信がますます高まると表明している。香港特別行政区の当局者は、国家安全法は「一国二制度」を強固にし、香港の発展に新しいチャンスをもたらしていることは明らかであり、資金流出は今のところ見られない。
民意は破られない！「香港国家安全法」のプラスの効果が急速に顕著になってきた。国家安泰国民の安全は、香港社会がこの1年で最も深く望んでいることであり、期待していることでもある。反中国の香港を混乱させる勢力の暴力行為により、なんの罪もない香港市民が巻き込まれ、人々の安全が脅かされ、香港経済は完全に破綻し、人々はとても心を痛めた。「香港国家安全法」は暗雲を突き破る剣のように、香港市民に一片の晴れた空を与えた。中国中央政府が猛烈な勢いで香港を救ったため、多くの香港の同胞たちの心の動揺はようやく収まった。
祖国中国の強力な支援により、独自の優勢を持つ香港は物事を正した後、新たな発展の機会を獲得できるようになり、都市のイメージや都市の競争力を取り戻すと一般に考えれている。
国家安全法は「一国二制度」を強固にし、香港の長期的な繁栄と安定の基礎を築くためである。国家レベルで、国家安全保障を維持する法律制度と執行機構を香港特別行政区に建立することは、「一国二制度」の制度システムを堅持し改善するための重大な処置であり、香港の長期的な繁栄と安定を保証し、「一国二制度」の長期安定のための根本的な政策である。「香港国家安全法」の立法目的は非常に明確で、ごく少数の人々によって行われる国家安全保障を脅かす犯罪行為や活動のみを対象としており、絶対多数の香港市民の根本的な利益を保護し、多くの香港市民は完全に安心できる。
国家案船保障の底辺が強ければ、「一国二制度」の余地が大きくなる。我々は「国家安全法」の保護のもと、香港が再編成して再出発し、祖国中国の内地と一緒に歩み、共に繁栄し、「一国二制度」の路上でますます繁栄する。
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<微博>印度叫嚣炸毁三峡大坝：中国这招数堪称一绝！
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+++中国内の見方+++
