中国外交部の会見では色々な談話が発表されます。
記者の質問への回答として発表されるのですが、
中国にとって都合の悪いことは、はぐらかします。
その一つが中国インド衝突での中国側の死傷者数
背後には新型肺炎流行初期の隠蔽に通じるものがある?
6月15日に中国インド国境のガルワン渓谷で
中国軍とインド軍双方の国境警備隊の間で、
45年ぶりに死傷者が出る大きな紛争が発生しました。
中印国境紛争インド軍死者20名、両軍に死傷者多数 それでも中国は紛争を望まない 中国の見方 - 黄大仙の blog
インド側の被害は死者20名とすぐに発表されましたが、
中国側は今に至るまで、死傷者の情報が発表されていません。
各メディアが中国外交部の記者会見で、
中国側の被害について何度か質問していますが、
<環球時報>中国インド国境紛争 責任はインドにある 中国外交部会見 - 黄大仙の blog
外交日の趙立堅報道官は回答をはぐらかしてきました。
徳国之声が解説記事を出していました。
どうも中国人民解放軍に蔓延する新型コロナの影響ではないか?
このように推測しているようです。
中国共産党中枢は「変事の兆し」が現れると、
それを機密と扱う「くせ」があるため、
下が上の指示を待っている間に情報の公開が遅れるてしまい、
「公開が遅い」、「隠蔽した」と評価されてしまいます。
中国インド衝突の中国側の被害はどんな機密が隠されているのでしょう?
想像をたくましくして考えるのは面白いのですが、
確認できないことを推測しても仕方ないので、
関連する記事に注目していきたいと思います。
+++徳国之声+++
[原題]<徳国之声>中印冲突死伤人数为何成为国家机密?
[邦訳]<徳国之声>中印衝突死傷者数はなぜ国家機密?
<<原文のURLは下にあります>>
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一部のコメントは、中国外交部が中国インド衝突の中国死傷者数についての談話を回避するのは、異常な安定化思考によるものだ。同じ原因で中国人民解放軍の新型コロナ感染状況が謎に包まれた。
(德国之声中文網)
中国インド両国軍隊は6月15日に中印国境ギャルワン渓谷の紛争地域で衝突を起こし、双方に死傷者を出した。インドは死者20名と発表し、中国外交部は事件を確かめた時に中国側の死傷者数について話すことを避けた。台湾の上報(Up Media)は「北京は中印衝突での兵士死傷リストを公表しない理由」と言う文章を発表した。作者の鄭中原は、いわゆる「非常に敏感な」数字とは機密を意味していると考えている。これらの機密事項が中国共産党政権の安定に関係するため、トップのリーダーがチェックする必要があるからだろうか?過去に公開された資料を見ると、確かに見えない問題がある。
記事は、中国共産党は常に新型コロナ感染症のデータはオープンで透明であると対外的に言っているが、頻繁に疑問視されていると述べている。その中で最も明らかになったのは、世界中の多くの軍隊が感染していることを公表しているのに対して、共産党の軍部が伝染病のデータを公表していない。中国共産党の軍隊の感染状況は謎である。
作者は、中国共産党は安定を維持する異常な考えを持っていると考えている。中国共産党結党から政権成立後の政権維持の中で、累積した転倒の恐れの経験と教訓は、わずかな変事の兆しでも神経をピリピリさせ、大敵に望むような状況である。中国では、どのような事件も政治的なものと考えられ、正常不安を招く恐れがあるので、全て「機密」となる可能性がある。
<徳国之声>中印冲突死伤人数为何成为国家机密?
+++徳国之声+++