中国では今年の3月14日は特別な日のため、結婚登記を希望するカップルが多く、通常は日曜日休業の民政局結婚登記所が窓口を開けるようです。
3月14日は悪しき日本の風習であるホワイトデーが、中国に伝搬し、世の男性にとって甚だ迷惑な(白色)情人節となっています。
それでなくても2月14日のバレンタインデーと言う風習が日本から中国に伝搬したときに、夫から妻に薔薇の花束を贈ると言う、極悪な制度へ捻じ曲げられて伝わっていたのに、3月14日にはまたまた夫から妻へプレゼントを送るホワイトデーがそのまま伝搬してきました。
そのような中国男子から怨みの視線を浴びせられる3月14日ですが、今年は特別な愛の日として、とても多くの恋人たちが、この日に結婚証明書を取得して生涯を共にすることを望んでいます。
通常なら日曜日は休業の民政局も、あまりに多くの希望があることを考慮して、方針を転換して愛のために3月14日も窓口を開けることにしたそうです。
それではどのように特別な日なのでしょうか?
2021年3月14日、数字だけ取り出すと、[2021314]は、中国語読みすると、「愛你愛一生一世」の語呂合わせになっているからです。
正確に言うと、[2021314]の読みは「er ling er yi san yi si」で、「愛你愛一生一世」は「ai ni ai yi sheng yi shi」なので発音は違いますが、語呂合わせはこんなものでしょう。
さらに今年の3月14日は中国歴(旧暦)の2月2日にあたり、龍擡頭(りゅうたいとう)と呼ばれる、とても重要でおめでたい日でもあり、結婚という人生の新たな一歩を踏み出すのにふさわしい日になっています。
今日結婚式を挙げた方々は、2021年3月14日にこのような意味があることも知っておいて損はないと思います。
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参考記事
<百度新聞>网友建议民政局3月14日上班:2021314爱你爱一生一世一