習近平中国国家主席が欧米のロシアに対する経済・貿易制裁に対抗してロシアへの援助を命じていたことが明らかにされました。 このことは、中国共産党がロシア危機にますます深入りしていることの証左と見られています。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
中国共産党はロシアのウクライナ軍事侵略を受けて24日に緊急会議を開きました。
会議では、習近平は経済・貿易面で制裁を受けているロシアを支援することを指示したといいます。 北京の外交筋によると、ロシアは侵攻を開始する前に、中国側が反旗を翻さないことを確信していたとのことです。
このニュースは、日本の読売新聞によって2月28日に報じられました。
ロシアのウクライナ侵略戦争における中国共産党の役割に国際的な関心が集まっているときに、このようなニュースを暴露されることは、共産党にとっても習近平にとっても不利になることは間違いないでしょう。
Wall Street Journal(WSJ)の詳しい分析によると、ロシアのウクライナ侵攻に際して、欧米は中国共産党を敵対国と扱うのではなく、この機会に中国政府とロシア政府を分断しようとしていました。
中国共産党は、ロシアとウクライナの対立が高まっている時期に、仲介役を務めることを望んでいましたが、米国と英国が手を組んで中国共産党の計画をぶち壊したとのことです。
米国はウクライナ紛争が米露の対立に発展することを最初から避けようとしていました。
それは、南シナ海の問題で米国が中国に完全に操られることを防ぐためであり、米国はロシアのウクライナ侵攻前の調停に中国の協力を積極的に求めており、これは世界平和を事前に推進するための努力でした。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は2月28日の記者会見で、ロシアにはまだ世界、特に中国という友好国があると述べています。 国際社会からの孤立を背景に、ロシアは中国をヨーロッパの危機に深く引きずり込もうと考えているようです。
中国はロシア寄りの姿勢を見せたり、一歩引いて見せたり、ロシアのウクライナ侵攻に対する態度が煮え切らないところがありましたが、読売新聞のすっぱ抜きにより、世界の世論がどうなるのか、中国共産党がどう動くか、目が離せませんね。
参考記事
<世界新聞網>俄罗斯拖北京下水 日媒曝光习近平密令
http*://bit.ly/3ID0u9n
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