北京を代表する観光スポットである故宮博物院は、人の移動による感染拡大のリスクを軽減するために、12日から一時的に閉館すると前日の11日に発表しました。閉館期間は追って通知するとしています。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
中国北京市当局は8日に、新型コロナ対策を強化する方針を示し、当局の「厳格な要求」に従わない場合は「厳しく処置する」と強調しました。
主な内容は以下の通りです。
・公共の場に入る際には、48時間以内のPCR検査の陰性証明が必要です。
・公演会場、娯楽会場、体育館などの屋内イベント会場の営業を停止し、市内の景勝地や図書館、文化センター、美術館などの公共文化施設の屋内会場の開設を停止し、公園や景勝地への訪問者の流れを引き続き50%制限する。
・ 飲食事業者は、引き続き店内飲食サービスを停止します。
・市内の小中学校、中等職業学校は、オンライン教育を行います。
これに伴い、北京の故宮博物館が12日から休刊することが発表されましたが、発表が前日の11日という中国らしい急激な出来事でした。
観光で北京を訪れている人は皆無でしょうから、突然でも影響はないのかもしれません。
参考記事
<世界新聞網>疫情影响 北京故宫宣布5月12日起暂时关闭
http*://bit.ly/3yxbu6b
<故宮博物館>闭馆公告
http*://bit.ly/3w6XvCk