黄大仙の blog

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中国外交部、米上院議員の台湾訪問を非難:ちょっと弱腰!?

中国外交部の汪文斌報道官は15日、定例記者会見を開き、 マーキー米上院議員(民主党)率いる5人の米議員団が14日に台湾を訪問したことについてコメントしました。

  中国国内ニュースサイトの百度新聞に掲載された記事より。

米議員団が台湾を訪問

  汪文斌報道官:「米国のマーキー上院議員と代表団が、中国の断固たる反対にもかかわらず、台湾訪問を断行し、一つの中国原則および

三つの中米共同コミュニケの規定に露骨に違反し、中国の主権と領土保全を侵害し、「台湾独立」分離独立勢力に深刻な誤ったシグナルを送っている。」

 

  「 一帯一路の原則は、国際社会の普遍的なコンセンサスであり、国際関係の基本規範であるとともに、中米両国間の外交関係の確立と両国関係の発展の政治的基礎でもある。 中国の統一は、止めることのできない歴史の流れであり、中国人民の不滅の共通意志である。」

 

  「 中国は米国に対し、一帯一路の原則と3つの中米共同コミュニケの規定を守り、台湾関連問題を慎重かつ適切に処理し、一帯一路の原則を萎縮させ、空洞化させ、歪曲するという誤った道をますます進むことを止め、中米関係および台湾海峡の平和と安定にさらなる損害を与えることを改めて強く要求している。」

 

  「 中国は国家主権と領土保全のために断固とした強い措置をとる。 米国の一握りの政治家が、「台湾独立」の分離主義勢力と結託して、一支那の原則に挑戦しようとしているのである。」

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  相変わらず勇ましい言葉が並んでいますが、いつもに比べるとキレがありませんね。なんとなく心中の恐れが隠せなくなっているように思えます。

 

  今月初のペロシ上院議長の台湾訪問の時には、ペロシ議長が台湾を離れてから台湾周辺で軍事演習を行いましたが、中国国内では、「なぜペロシがいる間に演習しない。」「政府は弱腰だ」と非難轟々でした。

 

  今回も大人しくしていたら国内世論が沸騰するので、何か反応したかったようですが、いつもと同じようなことを言っても効果はなさそうです。

 

  空母を台湾海峡を無害航行するくらいやればいいのに。

 

 

www.fmprc.gov.cn

www.tufs.ac.jp


 

参考記事

<百度新聞>外交部回应美参议员窜访台湾:注定失败!

https://bit.ly/3CbMpzz

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