中国外交部華春瑩報道官のツイートが世界中の失笑を買っている中、ツイートで言及された台北の山東餃子店の70歳の店主が、中国国内のネットで人気の的になっています。
中国国内ニュースサイトの百度新聞に掲載された記事より。
中国外交部華春瑩報道官は7日、台北の山東餃子館を引き合いに出して、「味覚は嘘をつかない、台湾は常に中国の一部でした。」 とツイートし、世界中の失笑を買いました。
中国国内ネットでは、華春瑩報道官が台北の山東餃子館を絶賛したと広がり、山東餃子店の店主が話題になっています。
話題になっているのは、台北にある創業50年の山東餃子店の70歳になる店主で、山東省莱陽市の出身だそうです。
山東餃子は、シーフード、豚肉、山菜など、「山東人が餃子にできない具はない」と言われるほど種類が豊富です。
店主の電話インタビューが中国メディアに流れると、店主の山東訛りがネット民の人気を集め、店主の「いつかは先祖代々の故郷である山東省に『帰る』」との発言にネット民は喝采を送りました。
ネット民の中には、以前この店で食べたことがあり、「まるで刀削麺を食べているようだった」と絶賛する人もいました。
美味しい山東餃子を食べに台北に行く。兵器片手の武力侵攻ではなく、ガイドブック片手に食べ歩きで中台友好をすすめてほしいですね。
ちなみに、現在中国本土では台湾渡航証の発行は実質停止中とのことで、中国人が台湾に旅行するのは非常に困難です。
店名 50年老店山東水餃
台湾に行かれる方、台湾在住の方、飯テロ待ってます。
参考記事
<百度新聞>外交部发言人为他点赞,台北70岁山东饺子馆老板首次发声
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