黄大仙の blog

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アップルの中国問題解決の切り札はインド

インドが生産拠点にふさわしい国として台頭してきています。 10年以内に、インドはアップルの生産拠点となる可能性があります。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

アップルがアイフォーン生産拠点を中国からインドへ

  中国政府自身の失敗もありますが、インド政府が総力を挙げて、インドを電子機器を作るのにもっと便利で経済的に魅力的な場所にしようと努力していることが評価されています。

 

  欧米のメーカーの多くは、中国への依存度が高いことに不安を感じています。特に、過去1年間、中国が感染症対策に対して妥協せず、予測不可能なアプローチを取ってきたことを考えると、その不安はますます大きくなっています。

 

  11月にはアップルの主力サプライヤーであるフォックスコン鄭州市の大規模工場で暴力的なゼロコロナ抗議デモが発生し、サプライチェーンにおける過度の集中の危険性がさらに浮き彫りになりました。

 

  一方、インドはアップル社にとって、より重要な役割を果たすと期待されています。

 

  インドのインフラは時代遅れで、官僚主義にはまだ不満がありますが、大きな国内市場と電子機器製造に対する政府の強力な支援により、「中国+1」の製造拠点として最大限に活用することができる好位置にあります。

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  ゼロコロナ政策に代表される、中国のサプライチェーンとしての脆弱性のため、生産拠点を中国以外に分散したり自国に回帰させたりする動きが広がっています。

 

  中国政府も黙って見ているのではなく、『千団万企』のスローガンの基に海外企業からの注文を取ろうと躍起になっており、巻き返しを図っています。

 

  中国が今後も世界の工場として君臨できるのかどうか、2023年は分水嶺になるかもしれません。

参考記事

<自由亜州電台>苹果公司破解中国困局的最佳押注可能是印度

https://bit.ly/3hZayl6