日本の水産庁は17日午前、沖縄本島北西の日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国人民解放軍海軍のヘリコプターが日本の研究機関の漁業資源調査船に接近したと発表しました。日本政府は中国政府に対して、外交ルートを通じて遺憾の意を表明したとしています。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
発表によりますと17日午前11時前、沖縄本島の北西約280メートルの日本の排他的経済水域で水産資源の調査を行っていた日本の陽光丸(32人乗り)に中国海軍のヘリコプターが接近しました。
陽光丸は、日本の国立研究開発法人「水産研究・教育機構」所属の漁業資源調査船です。
ヘリコプターは陽光丸の後方150メートルから200メートルほどの距離まで接近し、上空30~40メートルを2回ほど旋回して離れたということです。
水産庁によりますと排他的経済水域の上空をヘリコプターが飛行するのは国際法上問題はないとしています。しかし、船に接近する行為は危険だとして中国政府に対し、外交ルートを通じて遺憾の意を表明するとともに、再発防止を申し入れたということです。
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このニュースはなぜか日本のマスコミの扱いが小さいです。中国は米国から虐められている腹いせで、日本虐めに走っているように見えます。米国政府高官や議員団の訪台が続いてますからね。
日本のEEZで日本の船がヘリコプターで威嚇されたり、EEZにミサイルを撃ち込まれたりしても、日本は「遺憾!遺憾!」と遺憾砲を撃つだけですから、虐めがいのある虐められっ子なんでしょうね。
遺憾砲なんてサイレンサー付きの空砲を撃ったところで、どんな効果があるんでしょう?渤海湾にでもミサイルを打ち込みましょうか。
参考記事
<自由亜州電台>解放军直升机逼近日本渔业调查船并低空盘旋