中国のドローンメーカー西安氷果智能航空技術有限公司が、ロシア向けの神風ドローンの生産について、ロシア軍と協議していることが、ドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル」によって最近明らかにされました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
氷果社はロシア向けに100機のZT-180ドローンを製造・試験し、今年4月までにロシア国防省に納品することで合意したとのことです。
軍事専門家は、この無人機は35キログラムから50キログラムの弾頭を搭載できるとみています。
情報筋によると、この無人機はイランの神風ドローン『シャヘド136』に似ており、ロシアはシャヘド136でウクライナの民間建物、発電所、暖房施設などを攻撃し、民間人に犠牲者を出したことがあります。
また、西安氷果はロシアにドローンの部品と製造指示書を供給し、ロシア自身が同様のドローンを製造できるようにする計画であるとのことです。
デア・シュピーゲルは、中国側が昨年の段階でロシアへの軍事支援を計画していたことは明らかだと指摘しています。
中国人民解放軍の関連企業も、SU-27などの戦闘機の交換部品をロシアに供給することを計画していたとのことです。
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中国のロシアへの武器供与の情報が、メディアのすっぱ抜きという形で漏れてきました。欧米政府が知らないはずもなく、もしかすると政府からメディアへのリークかもしれません。
中国がロシアへの武器支援を続けるようだと、欧米諸国は中国への制裁に動くかもしれません。すでに米国は先端半導体の禁輸を実施していますが、もっと厳しい制裁を科したら中国も黙ってないでしょうね。。。。。。。恐ろしい。
参考記事
<rfi>德媒:中国去年就计划军援俄国 料为俄生产“神风无人机”