黄大仙の blog

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米国、中国がロシアへの武器供与を秤量しているという情報の公開を検討

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはバイデン政権が、「中国がロシアに武器支援を行うかどうかを検討している」という情報の公開を検討していると、米政府関係者の話として報じました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

ブリンケン米国務長官

  情報公開の議論は、ロシアのウクライナ侵攻1周年にあたる23日に開催される国連安全保障理事会を前に行われたものです。

 

  北大西洋条約機構(NATO)の同盟国による中国への非公開のアピールは、アントニー・ブリンケン米国務長官やジェームズ・クレバリー英外相を含む西側諸国当局者による、中国共産党中央委員会外事委員会の王毅主任への公式警告として最高潮に達していました。

 

  ブリンケン国務長官王毅氏との会談後、中国はロシアへの武器供給を真剣に検討していると発言していました。

 

  先週末に開かれたミュンヘン安全保障会議では、ブリンケン国務長官やジェームズ・クレバリー英外相ら多くの西側当局者が、王毅氏に対して正式に警告を発しました。この会談は最近起きた中国の偵察用気球の撃墜事件が影を落とし、緊張したものになったとのことです。

 

  米国防総省のサブリナ・シン報道官代理は22日の定例記者会見で、ロシアと中国との関係強化についての見解を問われました。

 

  シン報道官代理は、「ロシアと中国はともに主権国家であり、自分たちの判断で行動することができる。しかし、中国がロシアとの関係を深めた場合、結果に直面することになる」と警告しました。しかし、彼女はその「結果」がどのようなものであるかについては言及しませんでした。

 

  シン報道官代理は、中国が戦争目的でロシアに致死的な援助をするのをまだ見たことがないと述べましたが、中国が「会談の議題から(武器供与を)取り除いてもいない」とも述べています。

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  「中国がロシアに武器供与している証拠」が本当にあるのかどうかわかりませんが、もし公開されたとしても中国は認めないでしょう。

 

  米国の警告で中国が武器供与を控えるようになるといいのですが。公開したら米中とも後に引けなくなります。

参考記事

<rfi>美国考虑公布关于中国权衡向俄罗斯提供武器的情报

https://bit.ly/3khxVYo