中国の空母「山東」艦隊が、1か月にわたる台湾の東の海と空域での遠洋戦闘準備訓練を完了し、母港に戻ったと中央電視台(CCTV)が報じました。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
報道によると、今回の訓練は、空母山東艦隊が初めて西太平洋海域に遠征する体制と規模で、環台湾戦争哨戒と「連合利剣」演習、同時戦闘任務、飛行訓練、遠海でロケット部隊、陸上航空隊などの水上戦闘編隊と共同演習を実施するために行われました。
報道によると、演習の編成は実際の戦場を重視し、遠洋の広い範囲で機動し、立体的な攻撃と防御を行い、共同捜索と対潜、共同火力打撃、地域制空作戦などの多くの実戦シナリオを連続的に研究し、関連海空連携軍の参加を同期させ、実際のケースと実シーンで指揮統制の練習と戦術戦闘方法のテストを行いました。
また、外国の艦船や航空機が交代で偵察やテストを行う複雑な状況に直面した際、陣容が適時に正確に状況を把握し、正確かつ効率的に部隊運用を制御し、常に積極的に対応し、安定した処分を行い、実戦の能力を効果的に高めたと報じています。
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ロイター通信など欧米メディアは、「中国人民解放軍はまだ山東艦の正しい使い方を習得していない」「山東艦は宣伝の道具」と、中国初の国産空母に厳しい評価を下しているようですが、訓練を繰り返すことで着々と力をつけているようです。
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参考記事
<世界新聞網>中国山东舰编队完成远海战备训练 央视曝光训练细节