黄大仙の blog

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岸田文雄首相が韓国を訪問、中国メディアが嫉妬

岸田文雄首相が57日から8日の2日間、韓国を訪問しました。3月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領訪日に応えたものです。これまで、岸田首相の訪韓は早くても7月以降と推測されていたため、今回の早期訪韓は日韓関係が急速に温まっていると見られています。岸田首相の訪韓に関する中国メディアの報道は、韓国内の抗議行動に焦点が当てられており、韓国の観測筋は、中国が岸田首相の訪韓を警戒しているとみているようです。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

日韓関係改善 (中国は望まない?)

  聯合ニュースによると、日本の岸田文雄首相は現地時間の57日午後、2日間の実務訪問を開始するために韓国・ソウルに到着しました。

 

  ソウル到着後、岸田首相はまずソウルの銅雀区にある国立顕忠院を訪問し、その後、韓国のユン・ソクヨル大統領と大統領府で岸田首相と首脳会談を行いました。

 

  岸田首相の訪韓は、韓国と日本が12年ぶりに首脳の相互訪問という「シャトル外交」を再開させたことを意味します。

 

  ユン・ソクヨル大統領が316日から17日までの2日間、日本を訪問し、今回岸田首相が韓国を訪問して52日ぶり2度目の首脳会談が実現しました。

 

  これまでは、岸田首相の訪韓は早くても7月と推測するメディアもありましたが、今回の早期訪問は、日韓関係が急速に温まっていることを意味していると見られています。

 

  韓国・慶南大学の趙振久教授は、「岸田首相の早期訪韓は、ユン・ソクヨル大統領が3月に日本、4月に米国を訪問したため、岸田首相が大統領の外交的決意に影響されたためだ」と話しています。

 

  中国メディアは岸田首相の訪韓を報じたが、そのテーマは韓国国内のデモに重きを置いていました。

 

  環球網のタイトルは『岸田首相の訪問を歓迎する団体と反対する団体が大統領府の前でデモ』、中新網のタイトルは『岸田首相の訪問前夜、韓国人が反日キャンドル抗議集会を開催』、羊城晩報のタイトルは 『ユン・ソクヨルが先にひざまずいた、岸田は訪韓の手土産をどれだけ出せるのか?』でした。

 

  中国メディアの態度に対し、韓国の時事評論家・李政勳氏は「中国も北朝鮮も今回の訪韓を注視している」との見解を示した。

 

  李政勳氏は「中国は、ユン・ソクヨル大統領就任後の一連の動き、訪米、米国大統領との会談、訪日、日本の首相との会談、そして今回の岸田首相訪韓と、日米韓の三国協力が始まっていることを警戒しているのでしょう。中国は韓国にとって脅威であるに違いないが、韓国の大企業が中国から撤退しているので、恐れることはない。これまでは中国が必要とするときに資金や技術を投入していたが、当面の関心事である北朝鮮の核問題に実質的な影響力を行使することはできない。中国と親しくなるべきではありませんでした」と述べています。

 

  李政勳氏はさらに、「中国は半島の非核化を望んでいるが、その本音は、北朝鮮は核実験をせず、韓国は米国との合同軍事演習を行わず、現在の分断状態を維持することが狙いで、韓国国民の願いとは合致していない」と述べています。

 

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  岸田首相の韓国訪問は、日本と韓国それぞれの国内で、さまざまな評価があるようですが、お隣の中国もいろいろと関心を寄せているようです。

 

  百度新聞にはこんな記事もありました。『 日本人没跪下,尹锡悦却先跪了,伊藤锡悦这个名字,没有白叫(日本人は跪いていないのに、尹錫悦が先に跪いた。伊藤錫悦と言う名前は伊達じゃないよ。)

煽りますね~、中国メディアさん。

https://bit.ly/3HTnToR

参考記事

<自由亜州電台>岸田文雄访问韩国 中国媒体醋意大

https://bit.ly/3NQkYAQ