黄大仙の blog

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米国のスティンガーミサイルが台湾に到着  中国外交部:米国に台湾武装と台湾独立の容認をやめるよう求める

台湾軍の信頼できる情報によりますと、米国は25日、携帯式防空ミサイルシステムのFIM-92 スティンガーを桃園空港に搬入し、台湾軍が受領しました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

FIM-92 スティンガー

中国外交部 毛寧報道官

  中国外交部の毛寧報道官は、定例記者会見でこの問題について問われ、「米国に対し、一帯一路の原則と3つの共同コミュニケの規定を守り、米台軍事関係や台湾武装をやめ、力による独立を目指す台湾独立分離主義勢力への支援を容認しないよう促した」と述べました。

 

  毛寧報道官は、さらに、「外国を人質にして独立を図り、力による統一を拒否する試みは失敗に終わるだけであることを、私たちは改めて民進党当局に伝えている」と付け加えました。

 

  毛寧報道官は、「米国が台湾に武器を提供することは、3つの中米共同コミュニケ、特に第2次上海コミュニケ(817コミュニケ)の規定に深刻に違反し、中国の内政に干渉し、中国の主権と安全利益を損ない、台湾海峡の平和と安定を損なう、極めて誤った、非常に危険な動きである」と指摘しました。

 

  毛寧報道官は、米国の政治家が台湾有事の際にTSMCの破壊を公然と宣言したことから、台湾を「ヤマアラシの島」にするための武装化を加速させたことなど、米国が台湾を以て中国を制しようと意図は明白であり、台湾同胞を含む14億人以上の中国人は決してこれに同意することはない」と述べました。

 

  毛寧報道官は、「我々は米国側に対し、一つの中国の原則と3つの中米共同コミュニケの規定を守り、米台軍事関係や台湾武装を止め、台湾海峡の緊張を作り出すことを止め、台湾独立の分離独立勢力を支援して武力で独立しようとする策動を止めるよう促す。我々は民進党当局に対し、外国を頼んで独立を求め、武力による統一に抵抗する試みは失敗に終わるだけだと、改めて警告する。中国は動向を注視し、国家主権、安全、領土保全をしっかりと守っていく」と述べました。

 

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  台湾軍は2017年にFIM-92スティンガーの発射システム108基、ミサイル250本、IFF(敵味方識別装置)108基など5億ドルの武器調達を決めていましたが、昨年2022年にロシアによるウクライナ侵略戦争が始まったために納入が遅れていたものです。

 

  スティンガーは、ウクライナでロシア軍相手に抜群の戦果を挙げており、中国がヒステリックに反応しているのは、とても効果的だと言うことを証明しています。

参考記事

<世界新聞網>美刺针飞弹抵台 中外交部:促美方停止武装台湾纵容台独

https://x.gd/foCKI