ブルームバーグ・ニュースは20日、関係者の話を引用し、グーグル社が、同社のスマートフォンGoogle pixelの一部をインドに移して生産することを目指し、インドの地元サプライヤーと予備交渉を開始したことを明らかにしました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
世界的なハイテク大手の多くは、昨年の中国での厳しいゼロコロナ対策規制によって国内の製造生産が妨げられたことに危機感を持ち、生産能力を中国から移すための製造拠点としてインドに目を向け始めています。
グーグル社はインドのLava International Ltd、Dixon Technologies (India)、鴻海旗下の富智康インド子会社Bharat FIH Limited (BFIH)にアプローチしていると報じられました。
Lava、Dixon、BFIHおよびグーグルの親会社アルファベットは、この報道に関する問い合わせに回答していないとのことです。
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製造業の中国からの撤退が進んでいるようですが、移転先としてインドが魅力的なようです。
移転先にサプライチェーンが構築できるかどうかが、移転がうまくいくのかどうかのポイントになりますが、アップルのインド移転がかなり進んでいるので、スマホのサプライチェーンはインドにあるようです。
参考記事
<自由亜州電台>谷歌可能将部分Pixel手机移往印度生产