中国財新網の報道によると、中国から米国への留学生は4年連続で減少しており、昨年は28万9000人で、在米留学生総数の27%を占めるが、昨年より0.2%減少しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
このデータは、米国国際教育研究所(Institute of International Education)が最近発表した『Open Doors 2023レポート』によるもので、昨年米国で学んだ留学生は105万人で、前年同期に比べ12%増加しました。
現在のところ、中国が27%を占め、次いでインドが25%となっていまする。
しかし、中国人留学生の渡米が前年同期比で減少しているのとは対照的に、米国に滞在するインド人留学生は急増しており、今年は前年に比べて35%増加しています。
報道によると、米国への中国人留学生が減少した理由について、地政学的な緊張が関係している可能性があるほか、2020年以後の新型コロナ感染症流行の影響もあると見られています。
流行が終息した現在、先週サンフランシスコで開催されたバイデン習近平会談で、留学生の交流拡大についても話し合いが持たれたと見られています。
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米国に滞在する留学生は、中国人とインド人で50%以上を占めています。日本人は17,544人で全体の1.6 %に過ぎないんだそうです。
日本に来る外国人留学生は、2022年5月1日現在で中国103,882(対前年度比10,373人減)、ベトナム37,405人(対前年度比12,064人減)、ネパール24,257人(対前年比5,432人減)です。
参考記事
<自由亜州電台>报告:中国赴美留学生连4年下滑