黄大仙の blog

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中国、今年の経済成長率目標を5%に設定 軍事予算は7.2%増へ

中国の全国人民代表大会5日開幕しました。李強首相は今年1年の政策方針を示す政府活動報告で、今年の経済成長率目標を「5%前後」に設定しました。 これは過去数十年で最低の成長目標です。

  米国国営国際放送の美國之音の記事より。

2023年の世界の軍事費

  中国の国内総生産GDP)は2023年、物価の影響を除いた実質成長率が52%となり、当初の目標である「5%前後」を達成しました。

 

  しかし、より景気の実感に近いとされる、物価の影響を含めた名目GDPの伸び率は46%にとどまり、2022年の48%増から鈍化するなど力強さは見られていません。

 

  中国は現在、長引く不動産セクターの危機、記録的な若者の失業率、世界的な景気減速への対応に苦慮しています。

 

  全国人民代表大会2回会議で提出された予算案によると、2024年の国防費予算は166544000万元で、昨年と同じ7.2%増となりました。

 

  中国の国防予算の増加率は、2016年に7.6%とそれ以前の2桁成長の連続に終止符を打って以来、7%、8.1%、7.5%、6.6%、6.8%、7.1%、7.2%と、9年連続で一桁台の増加にとどまります。

 

  軍事専門家の張軍社氏は、環球時報のインタビューに対して、「厳しい国際安全保障情勢と中国の持続的かつ安定的な経済発展を前提に、中国の国防費予算は9年連続で1桁の伸びしか記録していない。軍事費の伸びで常に新記録を打ち立てている米国や日本とは異なり、このことは、中国が国防費の伸びを抑制し、他国と軍備競争をするつもりがないことを示しているのです。」と述べています。

 


 

参考記事

<美國之音>中国政府将今年经济增长率目标设定为5%军费预算将增加7.2%

https://x.gd/ZkjTg