中国インド国境地帯のガルワン渓谷で起きた衝突では、
20名の犠牲者を出したインド軍は、
特殊訓練を受けた殺し屋突撃隊を、国境警備隊に配置した。
中国総合格闘技部隊vsインド殺し屋突撃隊
双方の特殊精鋭部隊が対峙する国境紛争の行方は?
まるで映画かアニメかと聞きたくなるような状況ですが、
現実に起きていることです。
中印国境地帯を警備する中国軍には総合格闘家が配属されていたことが、中国メディアから報じられていましたが、
大きな被害を出したインド側は反中国に燃えたのか、
中国インド国境での衝突は素手の決闘ではなかった。中国軍は武器を使った。海外中国語ニュースが報じる。 - 黄大仙の blog
一般国民には中国製品ボイコットが広がっていましたが、
さらに中印国境部隊に、殺し屋突撃隊(ガタックコマンドー)の配属が決定しました。
殺し屋突撃隊は、インド陸軍の中から選び抜かれた、身体能力、戦闘能力に優れた精鋭たちで、
すでに43日間の特別な訓練課程に入っているとのことです。
殺し屋突撃隊が前線に配属されると、
中国の格闘家軍と対峙することになります。
武器を使わない素手の対決とは言っても、
お互いが特殊訓練を受けた精鋭部隊同士、
どんな被害が出るかわかりません。
このことを伝えたマレーシアの中国語メディアの東方日報の記事によると、
インドが中印国境地帯に増強するのは、殺し屋突撃隊だではありません。
インドはロシア、フランス、米国、イスラエル各国に発注した兵器の納入を急ぐように交渉中で、
ロシアからは対戦車ミサイルが1週間以内に納入され、
フランスからは戦闘機が7月中の納入されると伝えています。
中国側の対応は正式な発表がないのでわかりませんが、
中印国境地帯への軍備増強が進んでいるとの噂もあります。
いま中印国境地帯は双方の軍が増強されているようなのです。
中印国境紛争とは直接関係がありませんが、
インド洋ではインド海軍と日本の海上自衛隊とが共同演習を行ったことが報じられており、
武力衝突による中印紛争が勃発したら、尖閣諸島という
日中紛争の種に飛び火する可能性も否定できない状況です。
3月くらいまでは中国はマスク外交を展開していて、
諸外国とは友好的に接してきたのに、
最近は戦狼外交がどんどんエスカレートしています。
中国は南シナ海に南沙区、西沙区設置し実効支配強める。日本は黙って見てるだけ? - 黄大仙の blog
中国共産党には、どのような勝算があるのでしょうか?
落とし所を何処に見つけているのか、他人事ながら心配になります。
+++マレーシア東方日報+++
[原題] <東方>因应边境肉搏战 印度部署特种杀手突击队
[邦訳] <東方>国境の戦いに応じて、インドは特殊殺し屋部隊を投入
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[ニューデリー29日報道]
中国インド国境紛争が肉弾戦になり、中国国境部隊は武術教練兵士を登用しているため、インド陸軍は中印実質制御線沿線に特殊部隊である精鋭殺し屋突撃隊(ガタックコマンドー)配備を決定した。
インドと中国は中印国境の緊張状況を緩和するため、毎週1回中印国境事務協調と協商活動機関グループ会議を開いて、ラダック東部対峙問題を話し合い、外交協議を徐々に拡大することを決めた。インド「エコノミータイムズ」は月曜日に、中印双方は両国外相会議を今週実施する可能性を模索していると報じた。
双方の高官が国境の緊張状況を緩和しようとした際に、中国インド双方は絶え間なく中印の実際制御線に増兵し、インドはチベット国境警備部隊により多くの人員を招聘した。
インドと中国の1996年に調印した協定に基づき、中印双方は実際制御線から半径2キロメートル以内で発砲してはならず、危険な化学兵器、銃、如何なる爆発物も使用してはならないと決められており、中国インドの軍隊の間で実際制御線で衝突が発生した時には、接近肉弾戦や投石が行われる。
インドメディアZee Newsは中国メディアを引用して、少なくとも20名の武術教練士が、中国国境部隊の肉弾戦の実力を強化するために、チベットから中国国境部隊に招聘されたと報じた。
武術訓練を受けた中国部隊に対抗するために、あるインド陸軍将校がZee Newsに語った事は、陸軍は中印実際制御線沿線上に、戦闘エリート「殺し屋」突撃隊を配置することを決めた。
この将校は、「殺し屋」突撃隊はカルナタカ州ベルガウムで43日間の高山専門突撃隊訓練課程に入っており、訓練課程には各突撃隊員が35キログラムの負荷を背負い、休まず40キロメートルを走り、身体能力をさらに強化させる課程が含まれていると述べた。
さらに、この将校は「殺し屋」突撃隊は武器操作訓練に加えて、武術にも特化し、高地や砂漠地帯のための異なる訓練を受けていると述べた。
インド「殺し屋」突撃隊はアメリカ海兵隊特殊作戦コマンドやブリティッシュ·コマンドスに類似している。これはインド陸軍の中から身体能力と戦闘能力の優れた人員を加入させ、高い強度の身体的、戦闘的訓練を実施し、各自が接近戦、航行、岩登り、ヘリコプター攻撃などの特殊訓練を受けており、一個部隊の「殺し屋」突撃隊は将校2名を含み22名で構成される。
5カ国からの支援を求める
一方、インドは国際的な支援を求めており、すでにロシア、フランス、米国、イスラエルから購入した兵器システムを早く納入するよう表明した。インド海軍と日本海上自衛隊は先週土曜日にインド洋で海上総合演習を行った。
台湾中央社はインドメディアの報道を引用して、フランスは、7月に更に多くのラファール戦闘機をインドに納入することを、すでに承諾したと報じた。
インド最大の武器供給国であるロシアは、s-4000ミサイル防御システム、8億9000万ユーロの対戦車ミサイル、ロシア製戦闘機に使用するミサイルと爆弾などの弾薬をインドに供給し、そのうちいくつかの弾薬は1週間後に供給するというインド国防省の要求にすでに同意した。
消息筋によると、インドの最新の戦略的協力パートナーであるアメリカは、中印国境情勢について、衛星を含む早期警戒と情報支援を提供することを表明し、同時にインドは、中印国境で必要な、高山地区で使用するM777榴弾砲とM982エクスカリバー誘導砲弾など精密打撃兵器の購入を増やした。
消息筋はまた、インドの重要な武器供給国イスラエルも中印国境にインドが最も必要としている防空システムを供給することを約束したと明らかにした。
また、インド海軍は日本の海上自衛隊との共同声明で、双方は6月27日にインド洋で二国間共同海上演習を実施したと発表した。海上自衛隊は、この演習の目的は「相互理解を深めること」とTwitterで表明し、海上自衛隊はインド海軍の主要なパートナーの一つであると強調した。
駐ニューデリー日本大使館は、この3年来双方は15回の類似の演習を行い、演習内容は戦術訓練と交流であると表明した。
インド陸軍の国境への配備に加え、インド海軍中将QiuHanは、インド軍がインド洋で中国海軍艦船の空域をカバーでき、そのような計画があることを中国に思い出させるために、軍事的圧力をかける必要があると「ヒンダスタンタイムズ」に述べた。
インド海軍中将QiuHanは、中国がインド洋に空母を配備するのはまだ先のことだと述べた。
<東方>因应边境肉搏战 印度部署特种杀手突击队
https://www.orientaldaily.com.my/index.php/news/international/2020/06/29/34892
+++マレーシア東方日報+++