黄大仙の blog

何にでも首を突っ込みたがる好奇心旺盛なOJISANブログです。

香港国安法施行1週間 香港が死んだって本当か?

香港国安法が全人代常務委で可決し、

翌日の朝刊で「香港は死んだ」と報じた新聞もあった。

それから1週間余り経ちました。

執行当日に早速逮捕者を出し、

香港国安法の実態が徐々に明らかになってきた。

日本のメディアでは悪法のように評価するが、

世界の圧倒的多数の国家は国安法支持の立場。

どちらが正しい?

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香港国安法が施行されて1週間たった78日に、

 

香港特別行政区国家安全維持公署が発足し、

 

中国中央政府から派遣された署長が赴任しました。

 

署長として大陸から赴任した駱惠寧(らくけいねい)氏は、

 

1954年生まれ安徽省出身の65歳、

 

噂によると広東語も英語も理解せず、話すのは中国語だけだそうです。

 

香港特別行政区国家安全維持公署(以下、驻港国安公署)は、

 

中国中央政府の機関であり、香港行政府の機関ではないと言っても、

 

地元香港人と交流できない人が赴任してくるのはどうなんでしょうね。

 

むしろビシバシ取り締まるのには、

 

会話などできない方が良いかもしれませんね。

 

交流できたら情が湧いてしまいます。

 

驻港国安公署はヴィクトリア公園のすぐ近く、地下鉄天后駅近くの

 

コーズウェイメトロパークホテル(铜锣湾维景酒店)を改装して事務所としたそうです。

宿泊したことのある人も多いのではないでしょうか。

 

事務所前には中国国境である五星紅旗が掲揚されたそうですので、

 

中央政府に反感を持つ香港人は、

 

忸怩たる思いで見つめているのだと思います。

 

多くの日本人はこのように思うでしょう。

 

日本のメディアの報道や中国通の方々の意見は、

 

香港国安法は悪法、一国二制度を破壊した、香港は死んだ、

 

ほとんどの日本人がそう思っているのだと想像できます。

 

ちょっと待ってください。

 

世界的な世論はどうなのでしょうか?

 

例えば、日本でも有名な香港の映画スター、ジャッキーチェン、

 

彼は香港国家安全法を歓迎し、「自由すぎるのは良くない」と言っています。

 

630日の第44回国連人権理事会で、香港国家安全法が審議され、

賛成が53か国に対して、反対は日本、イギリスなど27か国。

NewSphere:香港国家安全法支持53ヶ国、反対の倍 見えてくるもう一つの世界

国連人権理事会で圧倒的多数が賛成しているのです。

 

圧倒的多数の国が香港国安法を支持しています。

 

賛成票を投じた国々は、中国が経済的に支援しているので、

 

中国に忖度した面もあるようですが、

 

見方を変えれば、反対票を投じた国々は先進国が多いのに、

 

援助が必要な国には目もくれずに、

 

中国から利益を貪っていただけじゃないか。

 

今更「人権」などという資格はない!

 

私が言っているんじゃありませんよ、

 

世界世論がそう言っているんです。

 

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さらに「香港は死んだ」が間違っている証拠を一つ。

 

香港株式市場の値動きをチェックしてみてください。

 

Yahooファイナンスの株式のページで手軽にみられます。

 

香港ハンセン指数は下がるどころか、

 

国安法執行後は値上がりしています。 

香港の国家安全法可決 歓迎する香港人も少なくない 中国の見方は? - 黄大仙の blog

中国が香港国安法を急いだのは、台湾独立派を牽制するため。 - 黄大仙の blog

投資家や金融関係者が、香港の未来は明るいと思っているから、

 

香港株式に投資し株価が上がっているのです。

 

香港が死んでいたら、こんなことあり得ません。

 

日本の見方が絶対だとは考えず、

 

いろいろな見方があることは知っておいた方が良いと思います。

 

下記は香港国家安全維持法が香港に着々と浸透する様子を伝える記事です。

+++環球網+++

[原題] <環球網>驻港国安公署8日上午在香港揭牌,今早大楼外升起五星红旗

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【環球網報道】

  中国中央政府は駐香港特別行政区国家安全維持公署は8日に香港で発足した。

 

  香港東網の報道によると、香港国家安全維持法は正式に香港で施行され、中国中央政府は直ちに香港に国家安全維持公署を設立した。コーズウェイメトロパークホテル(铜锣湾维景酒店)はすでに香港国家安全維持公署臨時オフィスビルに改装された。78日朝7時に、国家安全事務顧問である駱惠寧をはじめ、数名の全国人民大会代表、最高責任者、3名の部長、規律部門長などの高官は、次々と乗用車に乗ってビルに入り、開幕式に出席する準備に入った。ビルの外には中華人民共和国の国章が飾られ、付近一帯は警察によって保安が強化された。

 

  朝7時に、ビルの外にあるポールには係員が五星紅旗を掲揚し、数十名のゲストがポールの周りに立ち、五星紅旗が上がっていく様子を見ていた。

 

  「香港国安法」の関連規定により、国務院は73日に駱惠寧を香港特別行政区国家安全維持委員会国家安全事務顧問に任命し、鄭雁雄を中央政府駐香港国家安全維持公署所長に、李江舟と孫青野を中央政府駐香港国家安全維持公署副所長に任命した。同日、香港特別行政区長官林鄭月娥は劉賜恵を香港特別行政区政府警務署副署長(国家安全)に任命した。香港国家安全維持の主要な機構は全ポストが埋まった。

 

  香港国家安全維持法第48条の規定は、中央政府香港特別行政区に国家安全維持公署を設置することになっている。3つの特殊状況下で、駐香港国安公署は国家安全に危害を加える犯罪案件に対して管轄権を行使することができる。具体的には、外国または域外勢力が介入する複雑な状況があり、香港特別行政区の管轄権が真に困難な場合に、外国や治外法権の介入を伴う複雑なケース、香港特別行政区が香港の国家安全維持法を効果的に執行できない深刻な状況、国家安全維持に対する深刻で現実の脅威がある状況などが含まれる。

 

  香港国家安全維持法第49条は、駐香港国安公署の「4大職責」を定めている。すなわち、国家安全維持維持のために香港国家安全維持局の状況を分析·判断し、国家安全維持維持のための主要な戦略や政策について助言·勧告を行うこと、国家安全維持維持のための責任を果たすために香港国家安全維持局を監督·指導·調整·支援すること、国家安全維持情報の収集·分析を行うこと、法律に基づいて国家安全維持に対する刑事事件を処理することである。

<環球網>驻港国安公署8日上午在香港揭牌,今早大楼外升起五星红旗

https://china.huanqiu.com/article/3yxvOubqqyv

+++環球網+++