黄大仙の blog

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台湾国家安全局は中国共産党に浸透されていると元米外交官が指摘。国安局長は否定したと米国メディアが報じた。

元米外交官は、台湾国家安全局の上から下まで、中国共産党に浸透されていると指摘しました。台湾の国家安全局局長は「完全に間違っている」と、この主張に反論しました。アメリカに拠点を置く中国語メディアの自由亜州電台が報じています。

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   台湾海峡を挟んで、中国と台湾とはすでに「準戦争状態」に入ったと、台湾の中国文化大学 趙建民 社会科学教授が発言しました。

  台湾の国家安全局の邱国正局長は29日にインタビューを受け、準戦争状態と言う見方についての回答で、台湾海峡の最近の状況は確かに緊張しているが、対岸でどの様な動きがあろうと、台湾側は状況に細心の注意を払っており、予期せぬ事態はないだろうと述べました。

  中国共産党は、台湾を撹乱するのに、軍用機を送り込むだけではありません。中国政府系メディアCCTVは、「台湾スパイ事件」を3日間連続で放映しましたし、人民日報は「台湾情報機関への書簡」を発表し、『「台湾の独立」に拉致されないように。「祖国」はさまざまな形の協力を歓迎する。』と呼びかけました。
  人民日報の発言は、まるで台湾情報機関に内通者がいるかの様な呼びかけになっており、台湾国家安全局邱国正局長は、『これは中国共産党の一方的な発言であり、硬軟織り交ぜて威嚇する戦術であり、台湾国家安全局は相手にしない』と述べています。
 
  民進党の羅致政議員は、中国問題の専門家で元外交官のチャールズ・W・フリーマン氏が執筆した「China Prepares to Attack to Taiwan」と題する記事を紹介しました。

  記事では『台湾の国家安全局には、中国共産党が上から下まで潜入している。』と指摘していると羅致政議員は述べています。

  これに対して邱国正局長は、「これは完全に間違っています。誰が言ったとしても、国家安全局を誤解しないでいただきたい。」と激しく反論しました。

  羅致政議員は、中国共産党が潜入させている台湾の組織・機関は、20以上の親中派組織が標的になっており、その中には報道機関、暴力団、企業、準政府勢力などが含まれている述べています。

  現在台湾海峡を挟む情報戦も激しさを増しており、米国もこの1年ほどの間に、中国に派遣されていた米国の諜報員が一掃されているようです。

  中台の情報戦は決して対岸の火事ではなく、中国共産党は日本の企業や政府機関にも浸透工作をしていることでしょう。

  米国だって日本に対して情報工作をしているはずです。

  隣にいる人もスパイかもしれない、などと疑ってたら誰とも会話もできなくなってしまいます。

  「自分は大した人物ではないし、持ってる情報も大したことない」と考えるのは危険でしょう。情報の価値は人によって大きく異なります。

  私にとって無価値な情報が、別の人にとっては貴重なデータかもしれません。
 
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参考資料
<自由亜州電台>台湾国安局被渗透?台国安局长反驳

http*://bit.ly/3eafcGH