黄大仙の blog

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中国がブータンとの国境に新しい村を建設しすでに入植 インドは不安を感じている [11月24日追記]日本ではブータン国内と報じているがブータン政府は否定

中国は国境の東廊地方亞東県に初の行政村「龐達村(パンダ村)」を建設し、すでに人が入植していると中国メディアが報じました。パンダ村はブータンとの国境までわずか2kmしか離れていません。中国政府の狙いは?[11/24追記]日本の報道ではブータン国内に9km入った地域としていますが、アメリカや中国のメディアは国境まで2kmの中国領内としています。

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   アメリカに拠点を置く国際メディアの自由亜州電台(RFA)が報じたところによると、中国はチベット自治区の海抜4630メートルにある東廊地方亞東県に初の行政村「龐達村(パンダ村)」を建設し、すでに入植が始まっています。

 

  パンダ村はブータンとの国境から約2kmしか離れていません。[11/24追記]中国は周辺国と領土問題を多く抱えており、国境も確定していない地域も多いため、インド側はこの地域をブータン領と認識しているのかもしれません。

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  パンダ村のある東廊地方は、長い間、夏の牧草地としての役割しか果たさず、定住者がいませんでした。パンダ村の設立は東廊地域の歴史に新しいページを記しました。

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  この村は、上海チベット支援作業部会と地元人民政府が共同で計画して上海が出資した定住地で、9月には27世帯124人の農民と牧畜民が自主的に移住し、国境の裕福な村の最初の世帯となった。

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  中国政府は、これらの最初のパンダ村の村人を、国境を守り、国境を強化する新たな道のりを開始することであると称賛しました。

 

『祖国の西南門を守る国境の村の一つとして、パンダ村は国境を守り、国境を固め、国境を復活させる辺境の位置にあります。 パンダ村の村人たちはガーベラのようにここに根を張り、聖地を守り、幸せな家庭を築いています。』

 

  インドはブータンの領土保全に責任を負っているとし、中国のこの地域での村の建設を懸念しています。

 

  インドと中国は国境紛争が絶えず、今年6月にはガルワン渓谷でインド軍に死者20名を出す衝突が起きました。

 

  中国は7月にはブータンに領土紛争を仕掛けてインドを揺さぶり、11月にはネパール領内に侵入して要塞を建設するなど、チベット地区でも領土紛争を仕掛けています。

 

  パンダ村の建設は、中国としては国境の内側を固め、外への橋頭堡としようとしています。

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  パンダ村の住民が豊かな生活を続ければ、それを見たブータン、ネパール、インド側の国境付近の住民は、中国になりたがるのでは無いかと警戒しているのです。

 

  中国では無人の辺境地帯に、人工の街を作り国境の守りとしています。それに引き換え日本は尖閣諸島無人のままにし、沖縄県知事は日本漁船に対して、中国戦を刺激するなと脅すなど、政府に国土を守ろうとする意思が見られません。

 

  国土国民を守ろうとする意識は、日本よりも中国共産党の方が強いようです。

 

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参考資料 *>s

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<自由亜州電台>中国在边境洞朗建行政村? 印度不安 不丹

http*://bit.ly/2UOmXsN

 

<百度>洞朗地区第一村——庞达村

http*://bit.ly/39igFub