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上海で新人口管理規定執行される。上海の新疆化と批判も

上海では41日から新人口管理規定が施行され、国内外を問わず市外から上海市に来訪し、24時間以上滞在する人は上海公安局に登録しなくてはいけません。新たな人口管理規定を「新疆化」と批判する声もありまsy

  中国国内メディアの報道によりますと、改正された「上海実在人口服務管理規定」(以下規定)が41日から執行されています。

 

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  規定は、治療、就学、旅行、家族友人訪問の目的で上海に24時間以上滞在する人を含む、上海に居留する人が対象で、日帰りで旅行や公務を行う人や、交通機関で上海を経由する人は含みません。

 

  Webサイト「一网通办」やスマホAPP「随申办市民云」で登録することができ、公安に出向く必要はありません。

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  また、ホテルに宿泊する場合には、ホテル事業者がチェックイン時に「一网通办」を通じて宿泊者の氏名、身分証明書の種類、番号を登録することが義務付けられており、宿泊者が自ら登録する必要はありません。

 

  上海に駐在している人は、上海公安局に居住登録しているはずなので、特に変化はありませんが、蘇州や杭州など上海市外に居住登録している人が、出張などで上海を訪問する場合には注意が必要です。

 

  友人宅に宿泊したり、会社の施設に宿泊する場合には、自分で登録しなくてはいけません。

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  もし登録しなかった場合の罰則は、最高で罰金5000(8万円)が科せられます。

 

  このような人口管理規定の改正に対して、ある法律家は「中国政府は、あらゆる機会を利用して人の動きを完璧にコントロールしようとしている」と述べています。

 

  「今は上海で試験的に実施しているが、今後は北京、広州、深圳などの大都市にも必ず拡大していくだろう。」とも指摘しています。

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  北京市感染症防疫グループの第106回会議では、北京域外からの感染症流入予防を名目に、北京に入境する人々の管理を強化する必要があると強調されたことが、アメリカ国営の国際メディアの美国之音で報じられています。

 

  新疆ウイグル自治区では監視カメラ網によってウイグル人などの少数民族を管理していますが、上海ではネットによる人口管理が始まり、北京も後に続こうとしています。

 

  中国政府がこれほど人民の管理を厳しくしているのを見ると、何かを恐れているように感じてしまうのですが、考えすぎでしょうか。

 

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参考記事

 

<百度新聞>上海新人口管理规定明起施行 停留超24时需登记

http*://bit.ly/2OgV3pE

 

<澎湃新聞>办事更便利~新《上海市实有人口服务和管理若干规定》41日起施行!要点都在这里

http*://bit.ly/2PvdEyZ

 

<美国之音>上海进入新疆化?北京同天加强管控 舆论哗然

http*://bit.ly/2PXaaoD