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ニュージーランド 北京冬季五輪に大臣クラスの代表を派遣しないことを発表 中国は外交的ボイコットの連鎖を警戒

ニュージーランドは、北京冬季五輪に閣僚級の代表を派遣しないことを発表しました。ニュージーランド政府は、この決定は米国の決定とは関係がなく、主に新型コロナ(COVID-19)の流行に関連があるとしています。

 

  米国ニューヨークに拠点を置き、中華人民共和国の政治ニュースを専門的に扱う多維新聞の記事より。

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北京冬季五輪の外交的ボイコットの輪が広がる

  中国外交部の趙立堅報道官は定例記者会見で、「北京冬季五輪は、冬のアスリートのための世界的なイベントであり、すべての国のアスリートの参加を歓迎する。」と述べています。

 

  趙立堅報道官は続けて、「 私たちは、すべての国家が「より団結した」オリンピック精神を実践し、スポーツの政治化をやめることを願っています。」と述べました。

 

  中国政府は、ニュージーランドをはじめとする外交的ボイコットの「ドミノ効果」を恐れているのでしょうか。

 

  趙立堅報道官は、「北京冬季五輪の主人公は各国のアスリートであり、政治的な自己満足のためにいわゆるボイコットを主張する個々の政治家ではなく、彼らが来ようが来まいが誰も気にしないし、シンプルで安全でエキサイティングな北京冬季五輪の開催に何の影響も与えないと繰り返し述べてきた。」と回答しています。

 

 

 

  米国政府は7日に、北京冬季五輪の外交的ボイコットをすると発表しました。

 

  新疆ウイグル自治区でのウイグル人に対する大量虐殺や強制労働が続く中、米国をはじめとする国際社会全体が、中国が来年冬季五輪を開催することに対する態度を根本的に変えました。

 

  さらに、世界的テニスプレーヤーの彭帅選手の、中国共産党幹部による性的暴行事件の告発や、その後の彭帅選手の失踪事件も大きなきっかけになっています。

 

 

  趙立堅報道官は、「アメリカ側は悪事の代償を払うことになるだろう、待っているが良い。」と凄んでいます。

  

  米国は2028年ロサンゼルス夏季五輪を開催し、2030年のソルトレークシティー冬季五輪の招致も準備しています。

 

  趙立堅は、中国によるロサンゼルス夏季五輪のボイコットを示唆しつつ、「米国側の不正行為は、すでに米中スポーツ交流や五輪協力の基礎と雰囲気を損ない、石で自分の足を叩いている、米国側はこの不正を認識すべきだ。 米側は、この間違った行動の結果を認識すべきである」と述べました。

 

 

  各国の北京冬季五輪の外交的ボイコットの広がりに対して、中国政府の反応はヒステリックで過激なものになってきています。

 

  外交的ボイコットがかなり効いている事を表しており、この流れがもっと広がり、中国内での人権問題解決の一助になってくれることを期待します。

 

  ところで、岸田首相は「国益の観点で判断する」としていますが、どうするのか注目ですね。人権問題に抗議もせず、外交的ボイコットもしないようなら、来年の参院選は自公には投票しませんし、地元の自公議員に抗議のメールを送りたいと思います。

 

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参考記事

<多維新聞>新西兰不派部长级代表出席北京冬奥会 赵立坚称无任何影响

http*://bit.ly/3DylFWS


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