黄大仙の blog

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台湾メディア:与党自民党の萩生田光一政調会長が台湾訪問の意向を示唆と報じる

自由民主党萩生田光一政調会長は、対台湾外交について、「現在は党の立場であり、直接台湾に出向いて対話することも可能だ」と述べました。

  中華民国(台湾)国営通信社の中央通訊社の記事より。

萩生田政調会長が台湾訪問を示唆

  萩生田政調会長20日に出演したウェブ番組で、「今は党の立場なので、直接台湾に対話に行くことができる」と述べました。

 

  萩生田政調会長は、番組の司会者から「政調会長の主な仕事は何か」と聞かれ、「物価上昇対策やエネルギーの安定供給など内政が当面の課題だが、国防が最重要課題と考えている」と回答しました。

 

  「日本の現在の防衛体制では国民の生命と財産を守ることができない、ロシアのウクライナ侵攻のような武力による一方的な現状変更はアジアでも起こる可能性がある。」

 

  萩生田政調会長によれば、真に国を守ろうとするならば、防衛費は国内総生産GDP)の2%への増額では不十分で、 限られた期間の中で、防衛力・抑止力の向上は急務であり、政務調査会長として優先的に取り組んでいきたいとのことです。

 

  安倍元首相は生前、防衛費をGDP2%以上に引き上げるよう政府に強く求めていたととのことで、安倍元首相の側近であった萩生田は、安倍元首相の路線を継承する存在であることをアピールしています。

 

  自民党の政治綱領は、5年以内に国防を完全に強化し、防衛費を国内総生産2%以上増加させることを掲げており、 岸田文雄首相は、防衛費を相当額増額すると繰り返し発言しています。

 

  810日に岸田首相は内閣改造を行い、萩生田氏は自民党政務調査会長に就任しています。

萩生田氏は台湾を訪問するのか?

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  萩生田政調会長の台湾訪問が決まったわけではありませんが、「台湾訪問は可能」と発言したことが台湾国営メディアで報じられるほど、このニュースは台湾で歓迎されています。

 

  先日のペロシ米下院議長の台湾訪問をはじめ、欧米各国の議員団や政府関係者の台湾訪問が相次いでいますが、22日からは自民党古屋圭司衆院議員らの議員団が台湾を訪問し蔡英文総統と会談すると、台湾外交部から発表されています。

 

  日本の新聞テレビは「統一教会自民党叩き」に熱中している中、ウェブ番組はちゃんとした報道をしてくれています。

(それを海外ニュースに教えられたのも、ちょっと恥ずかしかった)

 

参考記事

<中央通訊社>日媒:执政党自民党政调会长萩生田光一有意访台

https://bit.ly/3R1R23o