黄大仙の blog

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世論調査:台湾人の68.3%が中国共産党に対して「反感」、「好感」は5.5%。

台湾民主基金会が発表した「台湾人の中国共産党に対する感情」に関する世論調査によりますと、台湾人の68.3%が「反感」を持ち、5.5%が「好感」、17%が「どちらでもない」、9.2%が「分からない」と回答していることがわかりました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

台湾人の68.3%が中国共産党に反感を持っている

  台湾民主基金会の調査では、中国共産党に対する感情を0度から100度の間で測る「感情温度計」を使用しており、0度は最も冷たく好ましくない感情、100度は最も熱く強い好ましい感情を示しています。

 

  つまり、この世論調査を見ると、20歳以上の台湾人のうち、中国共産党に対する感情温度が50度未満の人が68%、50度ちょうどの人が17%、51度以上の人が5.5%であることが分かりました。しかも、全人口の平均気温は20.25度と冷え切っていることがわかりました。

 

  この結果から、中国共産党に対して反感を持っている、あるいはどちらでもないのは85.3%で、中国共産党に対して好感を持っている人はわずか5.5%であることが明確になりました。

 

  さらに深く見ていくと、以下のようになります。

0度~24度 非常に強い嫌悪感:56.5

25度~49度 嫌悪感:11.9

50度 どちらでもない:17

51度~75度 好感:3.2%

76度~100度 非常に強い好感:2.3

 

  単純計算によると、現在台湾には中国共産党に反感を持つ人が1500万人以上おり、そのうち非常に強い嫌悪感を持つ人が1200万人以上いることになります。逆に好感を見つ人は120万人にすぎません。(台湾総人口は約2300万人)

 

  昨年6月の全国調査の結果と比較すると、台湾人の中国共産党に対する反感は21.3ポイント急増し、好感度は4.5ポイント低下しました。

 

  台湾人の中国共産党に対する感情の温度は32.21度から20.25度へと12度も急降下し、過去3年間で最も冷え込みました。

 

  支持政党別の中国共産党に対する感情温度は以下のようになりました。

民進党支持者:12.97

中国国民党支持者:36.15

台湾民衆党支持者:18.47

時代力量の支持者:17.06

台湾基進支持者:6.44

支持政党なし:21.76

 

  台湾世論調査財団は、主に8月の中国軍による台湾周辺での軍事演習や、近年中国が台湾からの果物輸入を一方的に禁止していることが原因だと結論づけています。


 

参考記事

<自由亜州電台>:85.3%台湾人对中国共产党反感或无感 5.5%有好感

https://bit.ly/3EJDmXA