黄大仙の blog

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中国公安当局が通行人のスマホをチェック 白紙運動鎮圧に躍起

中国では、「白紙運動」の参加者を探すため、警官が地下鉄や街頭で通行人のスマホの検閲を始めています。治安当局は主にスマホの画像データ、壁紙、禁止された海外SNSアプリなどをチェックしているそうです。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

上海地下鉄 車内で警官が乗客のスマホを検査

  中国全土の大学やネットユーザーが、ゼロコロナ政策に対して大規模な抗議行動を起こし、それが自由と民主主義のための政治的要求まで提起しはじめています。

 

  中国政府は「国外の敵対勢力が介入してきた」という理由で、抗議行動を抑制し、上海では大規模デモが起きた乌鲁木齐(ウルムチ)中路や人民広場などの要所や地下鉄内、駅出口などで私服や制服を着た大量の公安が、歩行者のスマホをチェックしています。

 

  上海市民の顧国平氏は、「警察官がウルムチ中路、五原路、長楽路で、スマホTwitterFacebookYou Tubeなどの海外アプリをチェックしているのを見ました。スマホの内容は個人のプライバシーに関わるので、彼らのこの行為は違法だ」とコメントしています。

 

  中国当局は「白紙運動」の主催者とされる人物を見つけ出したいと考えているようです。 弁護士の王勝生氏は、「警察が新型コロナ追跡アプリなどのスマホデータを利用して、デモに参加した人々の動きを追跡していた疑いがある。警察が抗議者を調査するために、ソーシャルメディアのアカウントも確認していると」述べています。

 

  匿名の弁護士は、「警察が通行人のスマホを調べたり、持ち物を検査することに法的根拠はありません。地下鉄でも道路でも、自由に人のスマホを検索したり、カバンを開けていいということはない」と述べています。

 

  上海の弁護士臧啟玉は、市民のプライバシーは法律で保護されて、スマホの内容はプライバシー権に属し、警察は見る権利がないとしながらも、「特別な場合として、公安当局が国家安全保障のため、あるいは刑事事件の処理のために必要な場合、法的手続きに基づいて検査を行うことができます。」と述べています。

 

こんなチェック対策も。。。

 

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  白紙運動は海外にも広がっており、日本の新宿でも中国人による抗議活動が行われました。

 

  海外要人も白紙運動を応援しています。

トランプ元大統領も白紙運動

習近平国家主席も  あれっ??

参考記事

<自由亜州電台>上海公安截查路人手机 举白纸民众改举不聚会

https://bit.ly/3FfTY9y