香港政府観光局は、香港航空、キャセイパシフィック航空、香港エクスプレスの航空会社3社と共同で、より多くの中国本土の人々を香港に呼び込み、香港の観光産業の回復を早めることを目的に、17日から中国本土から香港への無料航空券を合計14万枚発券しています。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
香港政府観光局は新型コロナ感染症流行時の航空業界を支援する救済措置として、50万枚の無料航空券を配布する「ハロー香港」キャンペーンを行うと2月2日に発表していました。
4月17日から、中国本土の人々を香港に再び呼び戻すことを期待して、50万枚のうちの14万枚を各航空会社が、それぞれ配布します。
香港航空は17日から、Ctripなど中国本土のオンライン旅行サイト4社と協力し、本土から香港への無料航空券3万枚以上を配布します。
キャセイパシフィック航空も17日から、キャンペーンの第一弾として、北京、上海、成都、重慶、武漢、厦門、福州、杭州の14都市から選べる本土発香港行きの無料航空券8万枚以上を抽選で提供します。
キャンペーンの第2弾は4月24日から30日まで実施される予定で、香港から海外へ向かう抽選登録の行き先は合計26カ国から選ぶことができます。
香港エクスプレスの無料航空券プレゼントキャンペーンは、8月から開始される予定で、夏休みに旅行ブームを拡大することを狙っており、本土から香港への無料航空券2万枚以上が先着順で配布される予定です。
香港当局は、今年に入ってから、インバウンド観光客数が早期に流行前の水準に戻り、観光産業の回復が加速することを期待して、地元消費を刺激し、経済を活性化させるためのプロモーション活動を数多く展開しています。
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日本からの観光客向けが気になるところですが、日本を含む北東アジア地域に対しては5月以降に配布される予定となっています。香港航空、キャセイパシフィック、香港エクスプレスのウェブのチェックをお忘れなく。
ただし、無料なのは航空券だけで、燃油サーチャージは別です。(
キャセイパシフィックによると今年2月現在で日本―香港間のサーチャージは2万5400円かかります。)さらに香港はホテル代が高く、日本のビジネスホテルクラスでも2万~3万円は当たり前で、合計すると2泊3日でも結構な値段になります。
とはいえ、航空券が無料なのは魅力的には違いなく、この機会に香港旅行を楽しんでみてはいかがでしょう。
参考記事
<世界新聞網>香港17日起发送14万张免费机票 吸引陆客赴港旅游