中国人民解放軍が台湾空海域以外にも軍艦を派遣して活発に活動する中、日本の防衛省は8日、中国海軍の艦船の動きに関する通知を出し、海上自衛隊が5日午後8時から6日午前0時にかけて礼文島の北西40キロの海上で、オホーツク海に向かって航行中の中国海軍055型護衛艦「拉萨」や誘導弾フリゲート艦「棗莊」など計5隻を発見したと伝えました。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
日本の防衛省によると、5日午後8時に、中国海軍の052D型誘導ミサイル駆逐艦「貴陽」「斉斉哈爾」、903型統合補給艦「太湖」の3隻が日本海を航行しました。
6日0時には、「斉斉哈爾」、「貴陽」、「太湖」に、055型「拉萨」、054A型誘導ミサイルフリゲート艦「棗莊」を加え、5隻が編隊を組んで日本海を横断しオホーツク海に入りました。
上記5隻に加え、5日午後4時頃、青森県龍飛崎の南西約30キロの津軽海峡を中国の情報収集船も通過し、太平洋に出航したことを日本の海上自衛隊の艦船や哨戒機が監視していたことがわかりました。
今回、中国海軍の艦艇が日本海を横断したことで、海上自衛隊は第一ミサイル艇群所属の「わかさぎ」と第二航空群所属の対潜偵察機「P-3C オライオン」を投入して監視と情報収集にあたりました。
これに先立ち、日本の防衛省は2日、中国の無人機と推定されるものが沖縄本島最西端と台湾の間を横断し、航空自衛隊那覇基地の戦闘機がスクランブル発進したと発表しました。
防衛省によれば、無人機はその後、東シナ海から太平洋を南下し、台湾とフィリピンの間のバス海峡に向かっているとのことです。
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日本の周辺海域でも中国艦船の動きは活発なようですが、日本のマスコミの扱いは小さいですね。防衛省のウェブでは発表されてます。 T
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