黄大仙の blog

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杭州アジア競技大会のポスターに台湾が「国家」として記載

19アジア競技大会923日に中国浙江省杭州市で開催され、中国は大会の準備と宣伝に最後の追い込みをかけています。しかし、ツイッター(現在はX)の有名アカウン『李老师不是你老师』は8日、杭州アジア大会の金華分区が発行した宣伝ポスターに台湾が「国」として記載されており、これは中国にとって「大事件」だと投稿しました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

第19回杭州アジア競技大会は9月23日開幕

  『李老师不是你老师』の8日のポストによると、杭州アジア競技大会金華分区のプロモーションポスターが掲載され、「第19杭州アジア競技大会2023923日~108日に開催されます。我が市の共催として、サッカーのグループステージとセパタクローが開催されます。2競技は、中国、インドネシア、台湾、北朝鮮キルギス….台湾17カ国がトーナメントに参加します。」と書かれていました。

台湾を国家として紹介

  さらにポスターでは、金華分区が主催するサッカー(足球)セパタクロー(藤球)についても紹介されており、サッカーのプログラムでは、「グループFは、インドネシア、台湾、北朝鮮キルギス4カ国4チームが参加する」と言及しています。

 

  中国共産党にとっては『侮辱的』とも思われる文章は、金華市青年団委員会が印刷したものですが、現在のところ、杭州アジア競技大会組織委員会や金華市政府から正式なコメントは出ていません。

 

  また、第19アジア競技大会の公式サイトのプログラムやその他のイベント情報には、『中台北(チャイニーズ・タイペイ)』の名称が表示されています。

アジア競技大会公式WEBでは『中华台北(チャイニーズ・タイペイ)』と紹介



www.hangzhou2022.cn

 

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  台湾を国家と認めてしまった金華市青年団委員会や杭州アジア競技大会組織委員会、金華市政府の関係者は、これから粛清の嵐でしょうね。

 

  第19アジア競技大会2023923日~108日に、浙江省杭州市で、アジア45の国・地域が参加して、40競技482種目が行われます。

一部の種目は浙江省の寧波、温州、金華、紹興、湖州でも開催されます。

 

  杭州市は10年以上住んだ町ですが、国家観光地等級AAAAAの西湖風景区や、日本の緑茶の故郷である龍井は一度は訪れる価値があります。

 

  ちなみに私の『黄大仙』は金華黄大仙廟からとったものです。けっして香港黄大仙廟からではありませんので悪しからず。


参考記事

<世界新聞網>杭州亚运海报将台湾列「国家」 官网仍称中台北

http://bit.ly/3PtcBvz