タイは中国人観光客のためのビザなし政策を5ヶ月間実施する予定です。このニュースが伝わると同時に、中国の主要旅行サイトでタイ旅行情報の検索が急増しました。日本の福島原発の処理水放出に端を発した反日感情を背景に、一部の旅行者は連休をタイで過ごすことを選択したという。
米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。
タイは13日の閣議で、中国人観光客に対し、今年9月25日から来年2月29日まで5カ月間のビザ免除政策を実施することを決定しました。
ある上海に住む人は、当初国慶節の連休（9月29日～10月6日）に日本旅行を計画していたが、福島の原発処理水の海への排出に対する抗議の声を聞き、さらにビザの手続きも残っていたため、日本旅行を取りやめ、タイのバンコクやサムイ島に行くことを検討しているといいます。
タイの中国人観光客のための5ヶ月のビザなし政策の開始は、ちょうど国慶節休暇の直前にあたるため、ニュースが流れると、中国の主要旅行サイトでは、タイ関連の旅行商品の検索が急増しました。
バンコク、チェンマイ、プーケットは中国人観光客のタイ旅行への関心が高いトップ3であり、「タイの最近の安全状況」、「タイ旅行のヒント」、「タイのニッチな島々」は観光客から最もよく聞かれる質問であり、安全への配慮がタイ旅行の重要な決定要因の一つであることを示しています。
タイの公式データによると、今年8月27日までにタイに入国した海外観光客は1760万人で、入国者数の多い上位5カ国は、マレーシア（279万7000人）、中国（218万2000人）、韓国（104万6000人）、インド（100万7000人）、ロシア（91万5000人）です。
在タイ中国大使館は、「タイ政府のビザ免除政策は中国人観光客に利便性を提供し、タイの観光発展と経済回復に寄与する。中国人観光客により安全で質の高い観光サービスを提供するタイの努力を期待して、この政策に感謝し、必要な協力を惜しまない。」と表明しました。
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日本人はいつでもビザなしでタイに30日間滞在できますので、大いにタイ旅行を楽しみましょう。
参考記事
<世界新聞網>泰国对中国免签5个月 旅客：不去东京去曼谷
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