中国ニュースサイト澎湃新聞網の10月20日の報道によると、江蘇省張家港市の警察は、1000匹の猫が南方に運ばれるのを阻止しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
一部の業界関係者が明らかにしたところによると、これらの猫は食肉として1斤(500g)4.5元(90円)で販売され、1斤30元(600円)の羊肉と比較しても安価で中間利益の差は非常に大きくなっており、その収益性から、猫肉の密売産業チェーンが形成され、法的管轄権のないグレーゾーンとなっています。
報道によると、今回猫を運んだ車両は、警察に通報した愛猫家たちによって止められ、 救出された猫は地元の犬猫保護ステーションに送られました。
しかし、中国では現在、都市部の野良猫や野良犬に関する法的規制がなく、処遇が大きな問題となっており、捕獲された犬猫は野ばなしにされることが非常に多いと報じられています。
中国メディアの民生観察網の報道によると、最近、四川省成都市・崇州で凶暴な犬が幼児に噛みつく事件が発生した後、大型犬や中型犬、野良犬の捕獲・殺処分が全国で行われています。
河南省鄭州市警が犬を捕獲する様子を生中継したりしたほか、ペットの犬を捕獲・殺処分するための家宅捜査も行われており、一部の愛犬家はこの現象に怒りをあらわにし、またこの問題を先導する官製メディアを非難しています。
+++++++++++++++++++++++++++++++
中国では犬肉を食べる習慣があり、身体を温めるので冬に食すと良いとよく勧められました。
犬肉は中国語で狗肉(gǒu ròu)と言いますが、牛肉麺、羊肉麺と並んで狗肉麺も普通にメニューに並んでました。
最近は『狗肉』をメニューで見かけることがほとんどなくなりましたので、欧米から非難されたので犬猫を食べるのを止めたのかと思ってましたが、牛肉、羊肉に偽装して食べてたんですね。
そう言えば、ネズミの肉を羊肉に偽装して販売していた犯罪組織が摘発されたこともありました。
地溝油(下水を濾過した食用油)、段ボール肉饅から、偽装肉まで、中国さんやらかしてくれますな。水道水を詰めただけの『ミネラルウォーター』が可愛く見えてきました。
|
参考記事
<自由亜州電台>猫肉一斤四块五 在中国当猪羊肉卖