中国税関総署が発表したデータによると、10月に中国が日本から輸入した水産物はわずか240万人民元(約4958万円)で、昨年10月の3億3000万人民元(約68億円)から99.3%減少しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
報道によると、中国は9月に日本から輸入した水産物はたった6万人民元(約124万円)だけで、昨年の3億6千万人民元(約74億円)から99.98%減少し、8月からの67.6%の減少からさらに拡大しました。
これは、8月24日から日本の福島原子力発電所から原子力廃水が放出され、中国が同日から日本からの水産物の輸入を全面的に停止すると発表したことを背景に起こりました。
G7は10月下旬、日本産水産物の輸入制限の即時撤廃を求める声明を発表しました。
この声明は直接中国をターゲットにしたものではなかったが、在日中国大使館は「海洋排出を是正するのは日本であるべきで、G7がダブルスタンダードを持たないことを望む」と反論しています。
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前年同期比で8月67.6%減、9月99.98%減、10月99.3%減と、中国の日本産水産物輸入規制は徹底しています。
先日のAPEC首脳会議に併せて行われた、岸田・習近平会談で、岸田首相は習近平国家主席に輸入解禁を要請しましたが、期待できそうにありません。
私たちが日本の水産物の消費を増やして、水産業を応援すれしかありません。1ヶ月あたり70億円ほど水産物の消費を増やせばいいので、国民一人当たりにすると58円です。
これぐらいなら簡単にできそうですね。
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参考記事
<自由亜州電台>从三亿到六万 中国进口日本产品连续三月骤降