中国国家衛生保健委員会の米峰報道官は、中国の最近の呼吸器感染症の原因は主にインフルエンザであり、ライノウイルス、マイコプラズマ、RSウイルス、アデノウイルスなどによっても引き起こされていることが監視の結果示されていると述べました。アナリストらは、増加し続けている急性呼吸器疾患は、複数の呼吸器病原体の重ね合わせに関係していると考えています。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
中国疾病預防控制中心の予防接種計画主任専門家である王華清氏は、複数の病原体調査の結果、最近では年齢層ごとに呼吸器感染症の主な病原体が異なっていることが示されていると述べました。
1~4歳は主にインフルエンザウイルスとライノウイルスに感染し、5~14歳は主にインフルエンザウイルス、マイコプラズマ肺炎、アデノウイルスに感染し、15~59歳は主にインフルエンザウイルス、ライノウイルス、新型コロナウイルスに感染し、60歳以上ではインフルエンザウイルス、ヒトメタニューモウイルス、普通コロナウイルスに感染する人が多くなっています。
世界保健機関(WHO)の最新情報によると、中国北部の省では、インフルエンザ流行が5週連続で上昇し、先週、以前よりも上昇率が高く、定点観測病院では、インフルエンザ症状は症例の6.2%を占め、過去3年間の同期間の約2.5倍となっています。
台湾の疾病管制署副所長羅怡軍氏は、中国での呼吸器疾患の発生率が最近上昇していることを受けて、疾病管制署は医療従事者に対し、より警戒するよう注意を喚起する通知を医療界に出したと述べました。
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中国では呼吸器疾患が大流行しているのですが、中国疾病預防控制中心(中国版CDC)の発表によると、インフルエンザウイルス、マイコプラズマ肺炎、コロナウイルスなど様々なウイルスが原因で、年齢によって主流となるウイルスが若干異なっているとのことでした。
日本ではあまり報じられていませんが、新型コロナ流行のときのようなヒステリックになるのではなく、落ち着いて対応したいものです
参考記事
<自由亜州電台>中国发布呼吸道疾病上升病因 台湾疾管署示警