インド株式市場の時価総額が初めて香港株式市場を抜き、インドが世界第4位の株式市場となりました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
ブルームバーグの報道によると、22日の取引終了時点でインドの株式取引所に上場されている株式の総額は4兆3300億米ドル(約640兆円)で、香港の株式取引所に上場されている株式の総額の4兆2900億米ドル(約634兆円)を上回りました。
アナリストによれば、インドの経済成長の見通しと政策改革により、同国は海外投資家の新たな人気国となっています。
その一方で、中国政府によるゼロコロナ政策の厳格な封じ込め、外国企業への規制強化、不動産市場の危機、地政学的緊張など、さまざまな要因により、世界の資本は香港を含む中国から徐々に撤退しています。
ニューヨークを拠点とする投資会社グローバルX ETFのエヴァン・メトカーフ最高経営責任者(CEO)は、中国の成長は失速し、不確実性もあるのに対して、インドの経済発展については楽観的だと語っています。
エヴァン・メトカーフCEOは、特に人口統計学的な優位性、教育を受けた若者の多さ、構造改革を目指す進歩的な政府など、インドには新興市場の成長エンジンとなるチャンスがあると考えているとのことです。
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インドのムンバイSENSEX30指数と香港のハンセン指数の過去1年の動きを見ますと、インドか堅調に値上がりしているのに対して、香港株式はダラダラと下がり続けています。
インド株式市場は有力な投資先の一つですが、外国人が直接株式を買うことはできないそうなので、ETFか投資信託を探してみるのがよさそうですね。NISAで投資しようかな。
参考記事
<自由亜州電台>印度股市超越香港躍居世界第四