黄大仙の blog

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エストニア、中国船による海底ケーブル切断を疑う 北京:法律に基づいて調査中

バルト海に面するエストニアは、同国の海底通信ケーブル2本を切断した疑いのある中国船について調査するよう、6ヶ月前から中国政府に要請しているが、いまだに応じていないと避難しました。中国外交部は、法律に従ってこの問題を検討しており、エストニアとの連絡を維持する意思があると述べました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

バルト海で海底ケーブル破損事故が頻発

  昨年107日から8日にかけて、エストニアフィンランドスウェーデンを結ぶ2本のケーブルが損傷し、同日夜にはエストニアフィンランドのガスパイプラインが破断しました。

 

  ケーブルの損傷を調査したエストニアと、バルト・コネクター・ガスパイプラインを調査したフィンランドは、香港籍のコンテナ船NewNew Polar Bear号を第一容疑者として挙げています。

 

  中国外交部の毛寧報道官は29日の定例記者会見で、ロイター通信の記者から、「エストニアは最近、中国船が2本の海底通信ケーブルを切断した疑いがあるとして、半年前の調査要請に対して中国がまだ応じていないと述べています。中国はこの件を調査しているのでしょうか?」との質問を受けました。

 

  毛寧報道官は、「中国の所轄当局が法律に基づいて関連事件を調査・処理しており、中国の国内法と関連条約に基づいて相互法的支援の要請を積極的に検討する。中国はこの点についてエストニア側と連絡を取り続ける意思がある。」と答えました。

 

  ロイター通信28日付の報道によると、エストニア国家検察官のトリイヌ・オレフ氏は声明で、「中国当局は法的支援の要請の実行にまだ応じていない。被害が故意に引き起こされたものなのか、それとも偶発的なものなのかを判断するためには、より多くの証拠を集める必要がある。船舶と乗組員から証拠を収集するため、中国当局に法的支援の要請書を提出した。」と述べています。

 

  トリイヌ・オレフ検察官は、「エストニアはこの船が中国企業のものだと考えている。」と述べています。

 

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  バルト海エストニアフィンランドとを結ぶ海底ケーブルやガスの海底パイプラインの破損は、昨年日本でも報じられていました。

  フィンランド警察は中国のコンテナ船が引き起こしたとの見方を強め、「意図的な行為」の疑いもあると発表しました。

 

  ロシアがウクライナ侵略戦争を仕掛けて以来、バルト海では海底インフラが壊されるナゾの事件が続いており、北大西洋条約機構(NATO)は警戒を強めていると報じられています。

バルト海ケーブル損傷、エストニアがパイプライン損傷との関連指摘 | ロイター

バルト海でパイプラインと通信網破壊 中国船の仕業か 「意図的」の疑いも - 産経ニュース

 

参考記事

<世界新聞網>爱沙尼亚疑中国船切断海底电缆 北京:正依法审查

https://x.gd/Z0Alr

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