バイデン政権の国務長官候補と目されている民主党のクリス・クーンズ米上院議員は、メディアに対して米国が「中国よりも優れた」超党派の政策を形成することを望むと語った。バイデン候補が政権を取った場合、クーンズ「次期国務長官」の対中国の政策は強鞭でしょうか、融和でしょうか?
アメリカ政府が運営する国際メディアの美国之音の報道によると、クーンズ上院議員は11月20日に、 米国は中国との競争に注力するが、気候変動、地球規模の健康、核不拡散などで北京と協力することも重要だと述べました。
クーンズ上院議員は「中国が競争相手であることは明らかだ。 しかし同時に、いくつかの重要な分野で協力しなければなりません。多くの点で米中の協力は、世界をより安全で安定したものにするだろう。 しかし、我々の焦点は中国との競争にある。」と述べました。
クーンズ上院議員は、米国の外交政策は国内政策に根ざしたものであるべきであり、新型コロナ流行と経済への対応は今後も政策の焦点となるべきと主張しています。
同時にクーンズ上院議員は、米国は中国との "衝突の可能性 “にも備えなければならないとも述べています。
習近平総書記を初め中国共産党は、米国は既に衰退を始めており、米国のシステムは崩壊し、弱体化していると考えていると思われます。
そのためクーンズ上院議員は、バイデン「次期政権」が中国に対して、『飴か鞭か』の政策を採用する前に、議会との間で分析を行うことを期待していると述べました。
巷の噂では、バイデン候補はトランプ政権が中国に対して行った強鞭の制裁政策は、ほとんど撤廃すると言われています。
しかしチベット、ウイグル、香港の人権問題への制裁は、トランプ大統領よりも、民主党主導の下院の方が強い姿勢で臨んでいましたので、バイデン「次期政権」の方がむしろ厳格になるとも言われます。
関税の撤廃は中国経済に有利に働きますので、コロナ後の経済回復を後押しするだろうと思います。
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参考資料 *>s
<美国之音>拜登政府国务卿候选人称希望看到胜过中国的两党政策
http*://bit.ly/393CxJz