黄大仙の blog

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中国人民解放軍機の台湾空域飛行は既に日常茶飯事になった。

中国人民解放軍機が台湾をかき乱す飛行を続けており、12月になっても解放軍機がまた現れ台湾西南空域に侵入した。台湾空軍は中国軍機に対応するためにスクランブル発進を行い、対空ミサイルで航空機を追跡・監視し、無線で遠ざける動きをしました。

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   台湾国防部のウェブサイト上の国防消息/即時軍事動態の項目では、121日の午前中に中国人民解放軍の運-8対潜哨戒機1機が、2日の午前中にも運-8対潜哨戒機1機が、台湾南西部の領空に侵入したと伝えています。

 

  台湾国防部は、中国人民解放軍機の飛行が頻発していることを受けて、今年917日から公式サイトの「即時軍事動態」で、人民解放軍機の飛行に関する情報と台湾国防部の対応を掲載しています。

 

  台湾国防部によると、過去2ヶ月半にわたり、解放軍機は台湾南西部の空域に進入し続け、台湾の防空識別圏ADIZ)に何度も侵入し、台湾海峡の中心線を飛び越え、台湾への不穏な飛行は日常茶飯事となっています。

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  人民解放軍11月に22日間、台湾に対して撹乱飛行を行い、合計40回以上の出撃を行ったが、最大のものは112日、5種類の航空機8機が台湾南西防空識別圏に進入したことです。

 

  10月にも中国軍用機は非常に頻繁に飛んでおり、20日間で25回も中国軍用機が出撃しました。

 

  台湾国防部のウェブサイトの即時軍事動態の記録資料では、解放軍機は918日に北方空域から殲-164機、西南空域からは轟-62機と殲-164機、海峡中間線を超えて殲-104機と殲-114機が出撃し、最も近いのは新竹の海岸線から約37海里(約68km)の地点まで接近しました。

 

  台湾の嚴德国防相立法院への10月の報告書で、人民解放軍 は今年初めから 107日までに防空識別圏ADIZ)で 1710 回の軍用機の飛行が確認され、そのうち 49 回は台湾海峡の中心線上を超えて飛行し、1990 年以降で最高の数となったと述べています。

 

  台湾軍は2972回のスクランブル発進によりそれらを迎撃しましたが、約8.5億ドルの費用がかかっています。

 

  一部の専門家は、人民解放軍は明らかに台湾軍を崩壊させようとして、高密度の空域撹乱飛行で消耗戦を繰り広げていると考えています。

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  元参謀総長の李明喜元帥は最近のインタビューで、人民解放軍の軍事力も枯渇していると語っていますが、台湾海峡を挟んだ軍事資源はアンバランスです。

 

  台湾軍も軍事力が枯渇しないようにスマートな方法を考える必要があり、そうでなければ戦闘機はいくらあっても足りないだろうと述べています。

 

  アメリカも台湾への武器販売を増やしており、今年のアメリカの対台湾武器販売計画は118億ドルに達し、台湾史上最高の年間防衛購入額となります。

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  アメリカの台湾への武器販売は超党派の支持を得ているので、政権交代があってもこの傾向は変わらないだろうと言われています。

 

  中国共産党は、国家安全維持法によって香港を制圧して以来、矛先を台湾に向けており、アメリカが大統領選挙で混乱しているなか、武力統一の機械を虎視眈々と狙っています。

 

  トランプ氏が大統領のうちに武力侵攻すると、アメリカ軍に台湾軍支援の命令が出ると思いますが、来年120日にバイデン政権が発足した後なら、「抗議声明」は出すかもしれませんが、軍は動かさないだろうと予想されます。

 

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